森内雅樹さん(左)と福井達真さん(右)
ファッションのテイストから、キメすぎないスタイルを推した人が多かった今季のミディアム&ロング。1つめのトレンドキーワード。福井さん、太一朗さん、塚本さんはレイヤー推し。「今季のファッションテイストがシンプルでモード。どこかに意志があるスタイルが多いので、レイヤーの入ったスタイルが相性よさそう( 福井さん)」。ただし、人気が出そうといわれているウルフヘアは、注意が必要。「まんまのウルフは抵抗があると思います。えり足を軽くするというよりは、ベースは重めに残し、顔周りを軽くするのが今季オススメのウルフ(太一朗さん)」「全部が軽いのはNG。とくに毛先がぺらぺらにならないように重さと軽さのバランスが重要です(塚本さん)」とのこと!
パーマ推しは朝日さん、三苫さん、山本さん。山本さんは「今年のファッションで気になっているのはヨーロッパテイストをミックスしたリゾート系スタイル」ということで、ロングのウェーブを提案。朝日さんも「長さに関わらずパーマのスタイルがオススメ」とのこと。三苫さんは「長めの人はドライすぎず、少しウェットな質感がいいかも」とアドバイスくれました。今回はアシメヘアの提案でしたが森内さんも「ここ最近、本気の外国人風パーマのオーダーが多い。くせ毛風というか、うねりを出すだけというか」とオススメ。
朝日光輝さん(左)と山本洋史さん(右)
「ヘアカラーはハイライトのバランスが重要になりそう」「平面的なカラーよりもミックスさせたカラーリングでパーマを遊んで」という森内さんと朝日さんのコメントに代表されるように、ショートヘア推しの6 人同様、長めのスタイルでも、ヘアカラーはハイライトの効果を入れていきたいのが今季の春です。
「カラーはカーキ系がオススメです。今回提案したように例えば前髪などにハイライトをポイントで入れてデザインしたい(福井さん)」「ピンクやバイオレットを細かくハイライトのように筋状に入れるカラーが気になっています(太一朗さん)」と、カラーで遊び心を出すのがコツになってきそう。三苫さんも「ハイライトのしっかり見えるグレイベージュがオススメ」と、ハイライトありきのヘアカラー選びを推薦してくれました。
太一朗さん(左)と三苫愛さん(中央)と塚本繁さん(右)
思い切ったアシメデザインを提案してくれた森内さんのヘア、前は軽く後ろは重めに残した塚本さんのヘア、根元が細かく毛先はストレートぎみになるパーマの三苫さんのヘア、ハイライトを強調させた太一朗さんのヘアなど、長めのスタイルでは「MIX 感」が重要なキーワードになりそうです。
そうなってくると重要なのは、肩の力の抜け具合。「ビンテージアイテムとハイブランドを掛け合わせるようなファッションのミックステイストが可愛い(三苫さん)」のような、力の抜き具合をマスターしたいところ。「ヘアは無造作な中に強さを表現していきたい。作り込みすぎ注意!(森内さん)」も参考にして。
春のトレンド対談Vol.2