中学生のヘアアレンジ。そのポイントは?

「友達からおしゃれに見られたい」 「いつもの髪型に飽きてしまった……」 中学生の読者の皆さんは、このように思ったことはありませんか? 学校でもおしゃれにいたいなら、ヘアアレンジに挑戦してみましょう! ただし、学校にしていくヘアアレンジには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。 そのポイントを解説していきます。

ポイントその1:巻かずにできるアレンジを選ぶ

中学校には、校則をはじめ身だしなみに関する決められたルールがあるはず。
特に巻き髪は禁止されていることが多いので、髪を巻かずにできるアレンジが◎
また、巻かないことですぐにヘアアレンジに取り組めるので、朝の時短にもつながります。
ちなみに、巻かないアレンジは髪を引き出したりまとめたりするのが難しくなることもあります。
その場合、アレンジ前にしっかり髪の毛をとかしてスタイリング剤をつけておくと、アレンジしやすくなりますよ。

ポイントその2:清潔感のあるまとめ髪を選ぶ

清潔感のある身だしなみが求められることも考慮して、アレンジに取り組みたいもの。
ゆるっとしたアレンジよりも、ピチッと清潔感のあるまとめ髪アレンジにするのがベターです。
また、体育などの授業で動くことも考え、崩れにくいアレンジを選ぶと良いでしょう。

ポイントその3:髪の毛にアクセントを加えたアレンジを選ぶ

休日なら巻き髪もヘアアクセサリーもOKですが、学校内ではつけられないことが多いですよね。
そこで、おしゃれさをプラスするなら、くるりんおぱや編みのテクニックを加えたアレンジがおすすめ。
定番の形でもおしゃれに見えやすいんです。

中学生向けの定番アレンジは?

ここでは、巻かずにゴムだけでできるアレンジをポイントに、
・ポニーテール
・お団子
・ハーフアップ
の3つのスクールアレンジをご紹介していきます。

三つ編みポニー

ポニーテールの部分に三つ編みをしたスタイルである、三つ編みポニー。
三つ編みポニーは、ポニーにしてから三つ編みをして結ぶだけの簡単スタイル。
また、髪に寝癖などクセがあっても綺麗にまとまるスタイルです。
すっきりまとまりつつ三つ編みの可愛らしさがあるので、キュートに決めたい人におすすめです。
手順①髪の根もとからブラッシングをする

ヘアオイルを手にとって伸ばし、髪全体にスタイリング剤を馴染ませる
手順②前髪も含めて髪の毛をまとめ、頭頂部から5cm程度後ろの位置で結ぶ
手順③生え際の黒目の上の位置から、左前髪をつまみ引き出す

反対の前髪も同じように引き出しておく
手順④結んだポニーテールを3つの束にわけ、ブルーの毛束を真ん中の黄色の毛束の上に重ねる
手順⑤中央になったブルーの毛束の上にピンクの毛束を重ねる

中央になったピンクの毛束の上にイエローの毛束を重ねる。この工程を、毛先が5cmほど残るまで続ける
手順⑥できた三つ編みを爪先で掴みながらほぐし、完成

ショートやボブヘアでもできるお団子ヘア

くるんとお団子のように髪をまとめた、お団子ヘア。
上手くピンを使えば、ショートやボブヘアでもできるスタイルです。
うなじがすっきりと見える爽やかスタイルなので、明るい雰囲気を演出したい人におすすめです。
手順①手櫛で髪全体をしっかりまとめ、耳たぶの延長線上の位置で一つ結びにする
手順② 結んだ毛束の中心を手でおし、毛先が円になるように広げる
手順③ 先を広げたまま上からゴムを被せ、お団子になるように結ぶ

結んだお団子を爪先でつまみ、フォルムがゆるくなるように引き出しておく
手順④お団子の結び目付近の髪の毛を爪先でつまみ、引き出す

全体のバランスを見ながら、頭頂部の中央にある髪の毛を爪先でつまんで引き出し、完成

横顔もおしゃれに見えるねじりハーフアップ

ハーフアップにする部分をねじって作る、ねじりハーフアップ。
ねじってハーフアップにするだけで、手軽にこなれ感がアップするのが嬉しいアレンジです。
上品な雰囲気を出すことができるので、フェミニンさを引き出したい人におすすめです。
手順①右ブロックの髪の毛を耳の前後でわけ、耳の前の髪の毛をさらに2つの束にわける
手順②毛束を後頭部に引っ張り耳の後ろで交差させ、毛先までねじり続ける

後頭部側に引っ張ることで、ねじるときに根元が膨らむのを防ぐことができます。
手順③ねじり終えたらハチ上のあたりにクリップで仮留めする

両サイドをねじり終えたらクリップを外し、毛束を両手でもつ
手順④両方の毛束を左手にもちかえ、空いた右手で後頭部の中央の髪の毛を分けとる

ねじった毛束と後頭部の毛束を合わせて結ぶ
手順⑤結び目の少し上を割って、毛先をくるりんぱで入れ込む

くるりんぱした毛束を左右にきつく引っ張る
手順⑥ねじった毛束とトップの髪を適度に引き出し、完成

レングス別中学生向けヘアアレンジ:ショート編

まずは、さっぱりとした爽やかな印象のショートさん。
髪の短いショートさん向けのアレンジには、短くてもやりやすいハーフアップなどがおすすめ。
また、学校でも大丈夫なピンを使ったアレンジなどもぴったりです。
ピンを使って抜け感たっぷりに
校則によっては、シンプルなピンは使っても良い場合も。 こちらは、前髪をピンで少し取って留めたシースルーバング風ヘア。 重たく見えることもあるボブに、軽やかさをプラスしています。
ローポニーなら髪が短くても◎
髪が短く、高い位置では髪をまとめにくいショートさん。 低い位置で作るローポニーなら作りやすいですよ。 後れ毛は、こなれて見えたい場合は少し出しても◎
ゆるふわスタイルで休日を楽しんで
平日よりもおしゃれをしたい、休日。 ゆるっと巻いたハーフアップとお団子の組み合わせが可愛いスタイルです。 アクセサリーをつけたら、さらにおしゃれに。

レングス別中学生向けヘアアレンジ:ミディアム編

続いては、扱いやすい長さのミディアムさん。
ミディアムさんは、ショートさんに比べて髪の長さも長くなり、アレンジの幅が広がるレングス。
そんなミディアムさんは、お団子ヘアなどもやりやすくなっていきます。
また、ハーフアップなどのアレンジをするのも丁度良い長さなのでおすすめです。
簡単なくるりんぱポニー
ポニーテールをくるりんぱさせて作った、こちらのアレンジ。 くるりんぱさせるだけでこなれて見えるので、時間のない朝にもぴったり。 きっちりつくっても、少しゆるく作っても可愛いですよ。
ツヤ感のあるタイトなポニーテール
低めの位置で結んだ、きっちりめのポニーテール。 タイトに作ることで、ツヤ感を出しています。 あらかじめ寝癖などは直しておくと、仕上がりがより良くなります。
低めのお団子で大人っぽく
お団子を一つにくるっとまとめたアレンジ。 低めの位置で作っているので、大人っぽい雰囲気に。 また、低めの位置の方が崩れにくさもアップしておすすめです。

レングス別中学生向けヘアアレンジ:ロング編

最後は、髪が長くフェミニンな印象のロングさん。
ロングさんは、どんなアレンジもできる長さなのが嬉しいポイント。
その長さを活かし、三つ編みポニーなど長さが必要になってくるアレンジをするのがおすすめです。
長さがあることで、ヘアスタイルがより華やかになりますよ。
三つ編みポニーでフェミニンに
ポニーにゆるく三つ編みをしたこちらのスタイル。 柔らかい雰囲気があり、フェミニンに仕上がります。 タイトに作れば、スタイリッシュにもなりますよ。
髪を巻きつけた、ローポニー
こちらは、タイトに作ったローポニー。 シンプルですが、髪の結び目の部分に髪を巻きつけることでこなれ感抜群に。 まわりとひと味違うヘアスタイルにできますよ。
大人可愛い編みおろしアレンジ
こちらは、一つに編みおろしをしたヘアアレンジ。 凝ったように見えますが、手順さえ覚えれば簡単にできるようになります。 ヘアアクセサリーをつければ、休日にぴったりなアレンジになりますよ。

毎日のおしゃれをもっと楽しもう♡

いかがでしたか? 毎日のおしゃれがマンネリしてしまいがちだった人も、ヘアアレンジを変えてみれば新鮮さが増すはず。 ヘアアレンジの方法を覚えて、おしゃれをさらに楽しんでみてくださいね。