疲労の主原因になっているのは：2017年10月12日｜カラダストレッチ北千住マルイ店のブログ

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投稿日：2017-10-12 10:38:05.0

疲労の主原因になっているのは: 疲労の原因

疲労の主原因になっているのは、脳や筋肉で酸素が大量に消費された際に出る“活性酸素”」

頭を使うときも、体を使うときも、細胞がエネルギーを生み出すには酸素が必要です。
この過程で生じるのが活性酸素。オーバーワークになると大量の酸素を消費するため、活性酸素の量もぐんと増えることに。
その結果、細胞が活性酸素に傷つけられて、うまく働かなくなり、体や脳のパフォーマンスが低下する――。この状態が疲労です。

「脳も筋肉も細胞の塊のため、1個1個の細胞が機能低下に陥ると、全体的な働きも鈍くなります。
中でも最も疲れるのは、脳の自律神経。

例えば運動するときは、単に筋肉を動かすだけでなく、呼吸が速くなったり、体温が上がったりする。この呼吸や脈拍、体温などをコントロールしているのが自律神経のため、運動をすると筋肉だけでなく、脳も疲れることになります。もちろん、デスクワークでも同様。

疲れがひどくなると、フラついたり、めまいがしたり、血の気が引いたりするのは、まさに自律神経がくたびれている証拠です。疲れた状態は、体のいろいろな所に症状が現れる“自律神経失調症”と同じ状態なのです。だから健康によかれと思ってやるジョギングやフィットネスも、仕事熱心なあまりのハードワークも、やりすぎは禁物！　もちろん、そうはいっても私たちの体には疲労を回復させる力が備わっているのも事実です。実は、疲れたときには「疲労物質（FF）」が体内に増加し、それに連動する形で「疲労回復物質（FR）」も増えてくるといいます。

この疲労物質はたんぱく質の一種で、活性酸素のダメージを受けた細胞から出る老廃物に誘発されて作られます」

マウスの実験では、徹夜や激しい運動をさせると心臓や肝臓などの臓器にこの物質が大量に増えることが判明しているようです。さらに、元気に車輪を回していたマウスにこの物質を投与すると、次第に疲れて動けなくなったとも。私たち人間も、ひと晩眠らないだけで疲労物質が通常より3倍も増えると確認されているようです。

ハードな運動は疲れを招くだけですが、軽い運動は血行を良くし、疲労軽減に大いに貢献します。

「運動をすると、脳内のセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の働きも良くなり、頭もスッキリします。とはいえ、運動嫌いの人が無理してスポーツにトライする必要はありません。