すべり症について：2023年7月26日｜大川カイロプラクティックセンター千歳烏山整体院のブログ

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投稿日：2023-07-26 16:06:59.0

すべり症について: こんにちは！
突然ですが、本日はすべり症についてのお話です。

背骨は、腰から首まで24個の椎骨と呼ばれる円柱に近い形の骨が縦に積み重なって形成されています。
すべり症とは、椎骨と椎骨が前後にずれることで、馬尾神経・神経根などが圧迫された状態を指します。

背骨の中でも特に負荷の大きい腰部分の椎骨(腰椎)に発生することが多く、また、患者さんとしては若い時にスポーツにのめりこんでいた人によく発生します。
腰椎の前後の位置を安定させる椎間関節という部分を、まだ骨の定着力が十分でない思春期に知らず知らず疲労骨折させてしまい、
放っておいた結果、腰椎の安定性を失ってしまったというケースがよく見られます。
（すべり症の中でも、上記は分離すべり症と言います。）

腰椎がずれることで脊柱管が狭くなり神経が圧迫されると、症状としては、腰痛やお尻・足の痛みやしびれが発生します。
連続した長時間の歩行が困難になり、間欠性跛行（かんけつせいはこう）といって、数分歩いては少し休み、休んだらまた歩く、という形を取らざるを得ません。

その他、神経症状までは発生せずとも、腰部分の過剰な筋緊張により、起床時の腰やお尻部分の違和感だったり、動きだしに伴い痛みが発生したりする方もいます。

すべり症では骨形成が正常ではないため、整体による根治治療は難しいのですが、
それでも当院の施術では上記のような辛い症状を緩和させていくことが可能です。

そもそもすべり症の裏に潜んでいるのは姿勢の崩れ、また全体的な背骨の歪みです。
身体全体に起こる背骨の歪みが、すべり症を起こしている腰椎部分に集中して負荷をかけてしまうのです。
カイロプラクティックによりその全体的な背骨の歪みを改善していくことにより、すべり症を起こしている腰椎椎体部分も安定性を増していきます。
安定性を取り戻せれば、神経圧迫が徐々に少なくなり、筋肉の過剰な緊張も緩和されるので、諸症状の緩和が可能というメカニズムなのです。

先日いらっしゃった患者様も「数年前にすべり症と診断されて以降、腰の調子がずっと悪い」とおっしゃられていましたが、当院の施術後「腰が軽い！」と喜んで帰られていました。

その昔病院へ行き、すべり症と診断されるも「様子を見ましょう。」と言われてしまった方、是非一度当院へお越しください！