簡単にできる自律神経の整え方：2023年11月9日｜大川カイロプラクティックセンター千歳烏山整体院のブログ

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投稿日：2023-11-09 11:53:01.0

簡単にできる自律神経の整え方: こんにちは！
スタッフの田邊です。

今回は自律神経に関してのお話です。
自律神経とは、体内活動を維持するための神経です。
自分の意思とは関係なく自動的に働くため、「自律」という言葉が使われています。
自律神経は、臓器を主としたほとんどの体内器官に繋がっており、血圧、心拍数、体温、代謝、体液の分泌、排泄、性的反応などを制御しています。

自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれます。
二つの神経は相反する働きを持ち、同時に優位になることはありません。
交感神経が優位になると、身体活動が活発になり、
副交感神経が優位になると、エネルギーの温存と、身体の回復が進んでいきます。

自律神経は、タイミングによって上手く切り替わりながら身体活動を維持しているのですが、
現代人はストレスにさらされることが多く、自律神経の切り替えができていない人(特に、交感神経優位の状態が続いている人)が増えていると言われています。
そうなると、なかなか寝付けなかったり、目覚めが悪かったり、日中に倦怠感を覚えたり、気分が落ち込んだり、などの症状が出ます。
酷いと日常生活に支障をきたし、病院では自律神経失調症と診断されます。

そんな自律神経ですが、自分でもある程度整えられる方法があります。

その方法とはズバリ、「呼吸を利用すること」です。

呼吸を上手く使うと、自律神経の切り替わりをコントロールできます。
交感神経優位になってしまっている人は呼吸が浅くなりがちですが、逆に深呼吸を行うと、副交感神経優位の状態を作れるのです。
副交感神経が優位になる状況を繰り返し作れると、自律神経は段々切り替わりをスムーズにしていってくれます。

深呼吸の方法としては、「478呼吸法」と呼ばれるものを紹介します。
やり方は以下の通り。
　1．息を完全に吐き切る。
　2．4秒で鼻から息を吸う。
　3．7秒息を止める。
　4．8秒かけて口から息を吐き出す。
これを何度か繰り返します。
この時、おへその下に手を軽く当てて、そこまで空気が入るよう意識するとより効果的です。

日常的に緊張感を感じている人は、トイレに入るタイミングで毎回行うと良いでしょう。
その他、なかなか寝付けない時、大事な機会の前に緊張してしまっている時などのここぞという時にも是非やってみてください。
リラックスしている感覚をすぐに感じられると思います。