産後の膝の痛みについて：2023年3月14日｜ホームカイロプラクティック平塚整体院のブログ

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投稿日：2023-03-14 19:04:46.0

産後の膝の痛みについて: こんにちは。

産後、しばらくしてから膝に痛みを感じる方は多いのではないでしょうか？
当院でも、産後に膝の痛みを感じ来院される方は多いです。

妊娠前には感じなかった膝が、お子さんを抱っこする際や、階段の昇降時など気になることが増えてくると思います。

☆なぜ膝に痛みが？

（1）妊娠中は、関節が緩くなり筋力も落ちていきます。妊娠中は、ステロイドホルモンによって炎症性の痛みが感じにくくなります。妊娠中に膝に微小な炎症があっても、気づかず、産後のホルモン消失後に表面化され痛みを感じることがあります。

（2）現代は床生活から椅子生活に変化しています。
その為、足腰の筋力は低下しています。妊娠をし、さらに筋力が低下した状態で、お子さんの抱っこ、床からお子さんを抱き上げる動作や、授乳で床に座ることが多くなり、その分、床から立ち上がることも増え、膝に負担がかかり痛みが出現。

などがあります。

☆どうすればいい？

（1）筋力が弱った状態で、それ以上に膝に負担をかけている為、痛みに繋がっています
その為、その負荷に負けない筋力をつける必要があります。

（2）生活習慣を変えること。
床に布団を敷いて寝かしている場合はベビーベッドなどを使用し、腰の高さで持ち上げられると負担は軽減されます。
ベビーベッドをご用意できない場合は、日中はバウンサーなどで寝かしてみるのもいいと思います。

床に座って授乳をしている方は、ダイニングチェアなどで授乳をしてみて下さい。

少しでも、お子さんを持ちながら深く膝を曲げることを、減らしてあげることが必要です。
痛みが強い場合は、日中はサポーターなどを使用してもいいかと思います。

☆当院では
筋力は自分で付けることしかできないので、筋力強化の指導を行います。
骨盤や股関節、膝関節の歪みや可動域低下によって、踏ん張る力が正しく伝わらない為、矯正を行い、痛みの軽減と再発防止を目的とします。

痛みが強い方は、膝にキネシオテープを施し膝へのサポートを行います。

日々お子さんの体重は増えていきます。
膝の小さい傷は少しずつ広がり大きな痛みに繋がります。
少しでも、違和感を感じたら、早めに負の要因を取り除くことが、長い育児を乗り越えるポイントでもあります。
辛いと感じる前に、しっかり体のメンテナンスを行いましょう。