実はこんなことやってます◎視点と脳内　2：2023年3月9日｜プラーナ(praaana)のブログ

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投稿日：2023-03-09 14:08:44.0

実はこんなことやってます◎視点と脳内　2: 前のブログでは文字数の限界で中途半端なところで終わってしまいました。
続きをどうぞ→

さらに細かいところで言うと、目窪み、耳、眉間、おでこのシワ、こめかみ、白髪、鎖骨まで見ます。
眼精疲労や頭痛、噛み締め、緊張、コリ、血流、つまりがあるかどうかの確認です。
あと最後に話すスピードですね、早口の方は身体が力みやすく巡りがわるいので、身体の固さが窺えます。

ここで視覚的に見た情報とお客様から聞いた聴覚的情報を合わせます。
これだけの情報が集まれば、その方の身体の想像が容易にできます。
自分がその方の身体になったつもりで辛さを想像します。

そしてマッサージ前のタオル処理に入り、
実際タオルの上から身体の緊張加減や固さを把握して、ようやくマッサージスタートです。

ここまでのご来店からタオル処理までで、身体の状態の仮説をたて想定することができます。
想像し、考察し、実践するを繰り返して、あーでもない、こーでもないと深く深く身体をほぐしあげることができます。

全く同じ身体の方なんていないので、どの方にも同じことをやって、
それでご満足いただけているのなら良いと思いますが、本来の結果がでてないと思います。
その方の身体に合わせてマッサージを調節する必要があります。
わかりやすい例をあげると、足のむくみが気になっているお客様に肩ばかりマッサージをするのは検討違いですよね。
合わせたマッサージって必要だと思うのです。
だからこそ、その方の身体を知る必要があります。
なんでこの身体になってしまったのか、疑問を持つことが大切です。

セラピストはマッサージの技術力や接客力はもちろんですけど、観察力や想像力なんかも必要な気がします。
身体を使う仕事と思われがちですが、頭も結構使いますね。

そして一つ一つの手技を大切にし、すべての手技を無駄にしないようにマッサージの結果をつないでいきます。
そして全身終わるころにはすべてが繋がって身体が楽になっていればといつも思っています。
そんな感じです。

言語化するのは難しいですね。
伝わらなかったら申し訳ないです。
私がお客様対応の際の視点や脳内で考えていることを残しておきたかったので、書いてみました。

この続きの話はまた気が向いたらしましょうか。
では、お付き合いいただきありがとうございました。