栄養ドリンクを飲み続けると・・：2020年3月25日｜りらく整体あおばのブログ

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投稿日：2020-03-25 16:51:10.0

栄養ドリンクを飲み続けると・・: 疲れを感じたときに栄養ドリンクをグビグビっと飲んで、気合いを注入したことがある人もいるかもしれません。私も昔にしょっちゅう飲んでいました。飲むとだるかった体がシャキッとなり、睡眠不足でも仕事も元気にやれました。しかし、その日の夜や週末などに布団から起き上がれなくなるくらいの強烈な倦怠感が襲ってくるのです。だからまた飲むのです。２本一気に・・。若かったせいか、当時は健康の大切さをないがしろにしていました。

ある時に気付きました。これを飲むことで疲れを取り除いて元気になっているわけではなく、今ある疲れを先送りにして、将来の元気を前借りしているに過ぎないと。
だから、だるさの“つけ”がたまって倦怠感がハンパないんだと・・。

栄養ドリンクに含まれる成分中には摂取量を間違えると危険となるものもあるとのこと。例えば、ほとんどの栄養ドリンクに含まれている「無水カフェイン」は総合感冒薬、いわゆる風邪薬にも含まれていて、鎮痛作用がある成分です。適量を摂取すれば、一時的に眠気を解消したり、疲れを感じさせなくなったり、痛みを抑えるなどの効果が期待できます。

カフェインを摂取すると、脳血管への収縮作用が起こり、頭痛などの痛みは楽になります。しかし、カフェインが切れると、脳血管の収縮作用はなくなり、脳血管は拡張、かえって頭痛が悪化します。

また、栄養ドリンクの糖分の含有量は21gもあります。これは3gのスティックシュガー７本分と同じ量です。大量の糖分を一気に摂取することで、一時的に血糖値を上げ、脳の働きを活発化させています。これだけの量の糖分を一気に摂取し続ければ、糖尿病などの生活習慣病のリスクは格段に高くなります。

中にはアルコールが微量に含まれているものもあり、摂取した瞬間はアルコールによって気分が高揚し、一種の興奮状態となって元気になったと錯覚するのですが、効き目が切れるとどっと疲れが襲います。

手軽で簡単に元気になれるという魔法のドリンクではないということですね。その場しのぎです。
常用だけはしないように皆様もお気を付けください。

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