妊娠中や産後はたんぱく質と鉄分が健康の土台(2)：2025年4月9日｜サロンドオー(salon de eau)のブログ

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投稿日：2025-04-09 16:05:59.0

妊娠中や産後はたんぱく質と鉄分が健康の土台(2): 妊娠中や産後の女性の体で何が起こっているのか？？

そもそも1人の人間が産まれるというのは
本当にすごいことですよね！

精子と卵子が受精して
１つの受精卵が細胞分裂を繰り返していきます。

これだけ聞くと「細胞分裂を繰り返す」というのが
当たり前すぎてピンとこないかと思いますが
この細胞分裂を繰り返すために
あらゆる栄養素が必要になっているんですね。

そもそも身体を構成する全てが「たんぱく質」でできています。

筋肉、神経、骨、ホルモン、血液、全ての細胞は「たんぱく質」です。

なので１つの受精卵が人になるまでに
母体からの「たんぱく質」はかなり重要になります。

そして全ての細胞内に「ミトコンドリア」というエネルギーを作る
小さな「細胞の発電所」があります。
このエネルギー（ATP)があってこそ細胞分裂もできるので
命に直結する部分でもありますね。

このミトコンドリアがエネルギーを作る際に必須になるのが
「鉄」です。

特に受精卵にはミトコンドリアが相当数存在しており
細胞分裂する際の要になっています。

成長していく過程でも
胎内でかなりの「鉄」が使われるので
母体側は「たんぱく質」と「鉄」を筆頭に
胎児へ栄養を供給しています。
(NHKでみた内容では胎児が選択的に母体から栄養を吸収していました)

足りない分は母体の細胞を分解して胎児へ優先的に栄養を送ります。
なので、妊娠・出産・産後を機に母体に現れる
不調やマイナートラブルは栄養と関連することは容易に想像できるかと思います！

そして、たんぱく質や鉄不足が女性の不調や産後うつはもちろん
赤ちゃんの成長や発育に影響することなどが懸念され
産婦人科医の「宗田哲男先生」や精神科医の「藤川徳美先生」たちが声をあげています。

ただ実際に「たんぱく質」と「鉄」が重要なのに
【摂り方】や【必要量摂ること】が難しい栄養素でもあります。

次のブログでは
日常生活にたんぱく質と鉄を取り入れやすい
アイテムなどの紹介をしていきます～(^^)