油で免疫が…！？：2021年5月10日｜長居駅前ウィライト整体院のブログ

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投稿日：2021-05-10 15:23:49.0

油で免疫が…！？: 日頃何気なく摂取している油にもさまざまな種類があることはご存知でしょうか？

不飽和脂肪酸、Ω3脂肪酸、Ω6脂肪酸、Ω9脂肪酸という種類が存在します。

バターなどに多い不飽和脂肪酸

魚やエゴマ油に多いΩ3脂肪酸

大豆油やコーン油に多いΩ6脂肪酸

オリーブ油などに多いΩ9脂肪酸

この中でも今日はΩ3とΩ6脂肪酸についてのお話です！

この２つは全身の細胞膜の材料となるので、とても重要な脂肪酸なのですが
人間の体内では生成できず、食品から摂取しないといけない『必須脂肪酸』と言われています。

身体で生成できないし、細胞の材料になる良いことだらけの油っぽいですが実はそうではありません…！

他の食品でもそうですが、これらはバランス良く摂取することが大事になります。

それぞれの脂肪酸の働きとしては

Ω3は白血球(免疫細胞)の働きを抑制
Ω6は白血球の働きを活発にさせる作用を持っています。

この免疫に関わる白血球のバランスが崩れると良くなさそうなのは、なんとなく察しがつきますよね。

でもΩ6脂肪酸のおかげで免疫が活発になると良いことが起こりそうですが、ここにも十分注意が必要です！

Ω6脂肪酸を急激に増加させると
増加後の方が白血球数の数も増えるのですが
過剰なΩ6は病原体だけでなく、自分の細胞の攻撃もはじめてしまいました。

こうした状態が続くと、血管が傷つき、動脈硬化などのリスクが高まるという研究結果もあります。

これらの脂肪酸の理想は
『Ω3:Ω6=1:2』が理想とされています。

冒頭でも軽くご紹介させて頂きましたが、

Ω3を多く含む食材は『えごま、亜麻仁、青魚』
Ω6を多く含む食材は『コーン油、大豆油、グレープシードオイル』
です。

現代の食生活ではΩ6の摂取量を減らす事は難しい為、Ω3の摂取量を『増やす』方が促進されています。

健康で美しい身体を保つためには食生活が大事になります。

胃腸の調子が悪い方や肌トラブルにお悩みの方は一度こういった油を意識した食生活にしてみる事もおすすめですよ(^-^)/