鍼通電がもたらすリラックス効果について：2023年10月24日｜アイバランス(i-BALANCE)のブログ

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投稿日：2023-10-24 13:48:58.0

鍼通電がもたらすリラックス効果について: 鍼灸の効果については現在も研究がされており、様々な分野において注目されています。

どのような効果があるのか、ざっくりとまとめてみると
・血行を促進し、コリなどの筋肉の不調を良くする
・鎮痛作用
・免疫細胞の活性化
・自律神経の働きを整え、内臓機能を調整する
このような効果があります。

鍼治療といってもいろいろと施術方法があり、今回はその中でも鍼に低周波を流す、鍼通電についてみていきたいと思います。

心地よいと感じたときに脳から出るβエンドルフィンやセロトニンといった神経伝達物質。

鍼通電でもこのような神経伝達物質の分泌を促すことができます。

鍼通電の施術方法は鍼をしたところにクリップをつけ、そこに低周波を流します。

言葉にするとちょっと怖いかもしれませんが、ほんのりピクピクする程度の微弱電流なので、むしろ気持ちがいいくらいです。

そう、気持ちがいい。

その感覚がβエンドルフィンなどの神経伝達物質が分泌されている証拠なのかもしれません。

では、どのあたりに鍼通電をするとリラックス効果があるのでしょうか？

これを紐解くヒントが脳の感覚に対する対応領域にあります。

感覚を知覚する脳の対応領域は顔や手などの末端に大きいといわれています。

そのため、頭や手、足などの末端に鍼通電をすることでより高いリラックス効果を期待することができます。

また、頭への鍼によりオレキシン分泌の調節をする可能性があるといわれており、抗ストレス作用にも注目されています。

これは、抑うつに対して良い効果をもたらす可能性があり、現在注目されている部分です。

当店でも、このような鍼通電を受けることができます。

首や肩などのコリに対する鍼も行っていますが、全身からフッと力が抜ける頭と手足の鍼通電もぜひお試しください。

普段、力が抜けにくかったり夜眠れなかったりといった交感神経優位状態の方に特にオススメです。

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【参考】
著者伊藤和憲『いちばんやさしい痛みの治療がわかる本』医道の日本社

砂川正隆藤原亜季池本英志塚田愛第71回日本自律神経学会総会『鍼治療がストレス反応に及ぼす影響 ─ 円皮鍼の基礎研究より─』