『いい汗』と『悪い汗』：2022年8月20日｜まつなが鍼灸整骨院お花茶屋院のブログ

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投稿日：2022-08-20 19:28:56.0

『いい汗』と『悪い汗』: こんにちは！
前回の投稿から変わらず、まだまだ汗ばむ日々が続いていますね。

そこで今回は、その汗についてお話ししていきます！
汗のお悩みをお持ちの方はぜひ見ていってください！

まず初めに汗とは、体温を下げるために出ているものです。汗は体の表面で蒸発し、そのときに「気化熱」という熱を放出します。この作用により、体温を下げているのです。
その汗にも『いい汗』と『悪い汗』があるので説明していきます。

汗というのはかけばかくほど、においのしない『いい汗』になり、かかなければかかないほど、ベッタリとしてくさい『悪い汗』になるのです。現代人は多くの人が運動不足な上、夏はエアコン漬けで、昔と比べて汗をかかなくなりました。
そのために現代人の汗がくさくなってしまったのです。
本来、汗はサラサラで、においもしないものなのです。

汗をかく習慣があまりないと、汗腺の濾過機能が衰え、体の中に必要なミネラルも一緒に汗の中へ含まれ、体の外へ排出されてしまいます。すると、濃度が濃いベタついた汗になり、ミネラルが皮膚の常在菌と結合して、くさい汗になるのです。

それでは、いい汗にするには？
対策についてお話ししていきます。

１、エアコンに頼りすぎない！
近年の猛暑では、エアコンをまったく使わないのは無理ですよね。
エアコン漬けの生活だった人が、突然それをやめると熱中症になるおそれもあり、危険です。とはいえ、低すぎる設定温度は汗腺の退化させてしまいます。エアコンの設定温度が低めだった人は、有酸素運動による汗腺トレーニングと並行し、３週間くらいかけて、徐々に設定温度を27℃くらいにまで上げてみてください！

２、食べ物で汗の質をコントロール
食事には、血行を促進するショウガや、代謝を上げる酢などを取り入れると、いい汗がかけるようになります。また、女性ホルモンには過剰な発汗を抑える働きがあるので、女性ホルモンに似た働きをもつイソフラボンを含む大豆製品を取ると、悪い汗を抑える効果が期待できます。汗のにおいが気になるときは、肉類や脂っこいものは控えめにし、抗酸化作用のあるビタミンCを含む野菜や果物、ビタミンEを含むオリーブオイルや玄米などを取るとよいです。

皆さんもサラサラとした匂いのしない『いい汗』を目指してこの２点を意識してみてください！