126.「基礎代謝上がり過ぎ！甲状腺機能亢進症とは？」：2022年2月19日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

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投稿日：2022-02-19 01:09:53.0

126.「基礎代謝上がり過ぎ！甲状腺機能亢進症とは？」: こんにちは！
土浦きんに君の金子です！

今回は、前回に引き続き甲状腺の機能について書いていきます。
今日の内容はざっくり書くと以下の通り

・甲状腺機能亢進症とは？
・亢進症３種類の特徴
・アプローチ方法
・兆候のチェックリスト

●甲状腺機能亢進症とは？

★前回の記事でも亢進症について書きましたが、おさらいしましょう。

・甲状腺機能亢進症
甲状腺の機能の亢進による代謝量の過度な上昇

これらの事が起こる事で以下の症状がみられるようになります。
・疲れやすい
・動機
・手足の震え
・発汗
・体重の減少

特に女性が発症しやすく18人に1人の割合で発症するともいわれています。

●亢進症３種類の特徴

★亢進症の中でも３つのタイプがあります。
・バセドウ病
・TSH産生腫瘍
・薬剤性

バセドウ病：
本田圭佑さんが発症されている亢進症の1つです。
眼球が飛び出してしまうのが特徴的です。
症状としては、甲状腺を促進する自己抗体が体内で多く産生されてしまった結果、常に甲状腺ホルモンを分泌する刺激が入り、甲状腺ホルモンの過剰分泌が起こってしまう症状になります。

治療としては、軽症の場合は内服薬、重症の場合は手術が必要になります。

TSH産生腫瘍：
甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールしているホルモン(TSH)が腫瘍により、多く分泌され過ぎたり、必要なのに必要な指令を出さないというのが症状になります。

薬剤性：
TSHを含む薬剤を誤って過剰に摂取してしまう事で発症してしまう症状になります。

●アプローチ方法

★亢進症は低下症と比べ栄養学的なアプローチが難しい症状になります。
一番良い方法は医学的なアプローチが優先的に必要になります。
基礎代謝が過剰に上がってしまうという事での低栄養状態(アンダーカロリー)を考えた上で、栄養学的なアプローチと言えば「エネルギー消費量＝エネルギー摂取量」。
これを合わせることになります。

●兆候のチェックリスト

★以下の兆候が4つ以上見られる場合は亢進症を疑いましょう。
参考にしていただければ幸いです。

・汗が異常に多い・疲れやすさやだるさがある・暑がり
・脈拍数が多く、動悸がする　・手足の震え・甲状腺が腫れている
・食欲旺盛　・イライラ　・かゆみ・口が渇く
・眠れない・微熱が続く・息切れ
・脱毛・排便回数が多くなる・眼球が出てくる