413.「遅延型フードアレルギーの話」：2024年2月15日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

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投稿日：2024-02-15 05:13:59.0

413.「遅延型フードアレルギーの話」: こんにちは。金子です。
今回は「遅延型フードアレルギー」について解説していきます。

結論としてはこんな感じ

・慢性疾患は食事によって起こされる？
・IGG抗体の出来る食事は「乳製品、アーモンド、グルテン、パンなどのイースト」
・アレルゲン食品、添加物の多い食事はなるべく避けること

●遅延型フードアレルギーとは？

食事によって引き起こされるアレルギーの事を指します。
食事によって「冷えや、頭痛、胃腸の調子やイライラ、うつ」などの慢性疾患が疑われていますが、それは遅延型フードアレルギーかもしれないという話です。

アレルギーには「即時型」と「遅延型」が存在しており、これらのアレルギーにはIGE抗体とIGG抗体が関係していると言います。

即時型＝１型アレルギーとも呼ばれ、IｇE抗体が関連している。
短時間で、強いアレルギー反応が出現する。
気管支喘息、じんましん、、花粉症、アトピー性皮膚炎などがこれに当たる

遅延型＝３型アレルギーとも呼ばれ、IｇG抗体が関連している。
長時間で、弱いアレルギー反応が出現する。遅延型はこれに該当する。
慢性疲労、メンタルの不調、頭痛、関節痛、冷え性
消化器系の不調(下痢、便秘、消化不良、吐き気、膨満感など)

●自分に合わない食事を摂ると？

ＩｇＧ抗体が多く生成されやすい食事には腸の粘膜に負担しやすいという特徴があります。
その代表が「カゼインを含んだ乳製品」や、「小麦やパンなどに含まれるイーストやグルテン」です。
腸の粘膜に負担が増えると、炎症成分が増え、それが血管を通じて肝臓に回るようになり、体重が適正値でも脂肪肝を引き起こすことがあります。そして炎症成分はインスリンの効きを悪くするで、中性脂肪を増やす原因にもなります。

腸粘膜の負担で言うと、その代表がリーキーガット症候群になります。
粘膜と粘膜の間に穴が空き、その隙間から血液にアレルゲンが漏れ出しアレルギーを引き起こすことで様々な疾患を引き起こすと言われています。

また遅延型の厄介な所は、数時間から数日に症状が出現するところです。
原因の特定が難しいのもありますので、普段とっている食事の中で疑わしいものを２週間省いてモニターするというのが一般的になります。

食べ物だけではなく添加物の多い食事も腸の状態を悪くしますので気を付けてみると良いかもしれないです。