お灸の効果！：2023年5月29日｜円山漢祥院円山整骨院のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2023-05-29 21:07:12.0

お灸の効果！: 今年の6月には数年ぶりに鍼灸学会が開催されます。
僕はいくつもりで申し込みをしていたのですが、母のことや、愛犬のビビのこともあり抄録が送られてきたので見ていますが、今年はかなり参考になる発表が多く、生で聞けないのがもどかしくおもっています。

ここを見ている方には鍼灸師も多くいるはずで、医療関係者も多いので今日はちょっと6月の学会の発表の中で特に参考になるものについて書いてみます。
宝塚医療大学の鍼灸学部　中村教授の発表ですが、中村教授はお灸の発表を何度かしていますが、今回も素晴らしい発表をされるようです。

ラットを使った研究では示唆されていましたが、週に1回ずつお灸を体の左右8穴にしていると白血球が増えます。
これはやけどをすると白血球が増えることが立証されていいますので、お分かりかと思います。
白血球の中の好中球が２５％増加するというデータもあります。
中村教授はさらに調べてみました。

週に2回しているグループと週に1回しかしていないグループの比較研究です。
週に2回するグループ（ともに手三里、合谷、足三里、三陰交）は3か月目に白血球の中のリンパ球が増えはじめているのです。
そうして、増えていた好中球が元に戻り始めます。
少し説明します。白血球といっても、大きくは炎症などを沈めたり、ウイルスと戦ったりするのは白血球の中の好中球といわれるものです。

リンパ球は自己の免疫と関係が深く、簡単にいうと、癌細胞を殺す自己免疫の細胞はリンパ球も関係しています。
ＮＫ細胞という自己免疫細胞が増えてきています。

皆さんにはわかりにくいと困るので、簡単に言い直しますと、週に2回以上、数か月続けていると癌細胞を殺す可能性が高い、リンパ球が増えてきて、癌細胞を殺す可能性があるとの研究発表がでてきたということなのです。

驚愕じゃないですか？
すごくないですか？

週に1度じゃ出てこないんです。
週に2度やるんです。
うちじゃなくてもかまいません。
どこでも自分でもできます。
すごいことなんです。

中村教授はすごいところを突き止めました。
お灸の躍進です。
当院では、お灸をもっともっと皆さんに進めたいと思います。

他にも驚愕の発表がたくさんありますので、ゆっくりお話ししていきます。