暖房病って知ってますか？：2023年12月12日｜つつじヶ丘駅前整骨院のブログ

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投稿日：2023-12-12 16:31:03.0

暖房病って知ってますか？: こんにちは！つつじヶ丘駅前整骨院です！
冬は寒さから身を守るために、暖房を使って部屋を温めることが多いと思います。
しかし、暖房の使い方によっては、体に悪影響を及ぼすこともあります。
暖房が効きすぎていると、頭痛やめまい、のぼせや汗などの症状が出ることがあります。
これは「暖房病」と呼ばれる状態で、自律神経が乱れて起こります。

暖房病の原因は、暖房で温められた空気が上に行くため、上半身と特に頭部が暖められすぎることです。頭部が暖まりすぎると、血管が拡張して血圧が下がり、脳に十分な酸素が届かなくなります。
その結果、頭痛やめまいなどの不快な症状が現れます。また、自律神経のバランスが崩れて、慢性的な疲れや不眠、耳鳴り、手足のしびれなども引き起こされます。

暖房病を予防するためには、暖房の設定温度を適切にすることが大切です。一般的には、室内温度は18℃以上が望ましいとされています。18℃未満だと血圧が上昇して循環器疾患のリスクが高まりますし、16℃未満だと呼吸器系疾患に対する抵抗力が低下します。また、5℃未満だと低体温症を起こす危険性もあります。

しかし、18℃以上でも暖房病になる可能性はあります。特にエアコンやストーブなどの空気を直接温めるタイプの暖房器具は注意が必要です。これらの暖房器具は空気の乾燥を進めてしまうため、皮膚から水分が蒸発して気化熱を奪われて体温が低下します。そのため、より高い設定温度で暖房する必要がありますが、それがかえって頭部を過剰に温めてしまうことになります。

そこでおすすめなのは、加湿器や湯たんぽなどの湿度を保つ方法です。湿度を保つことで乾燥から肌や粘膜を守りますし、水分が蒸発しない分体温も保ちやすくなります。また、湿度が高い方が空気の伝導率も高くなるため、空気全体が均等に温まります。その結果、低い設定温度でも快適に感じられるようになります。

今年は特に日中と夜の気温差が大きいため特に体温も室温も調整がしずらいため注意が必要です。