肩こりの本当の原因とは？：2023年10月15日｜ふじさき整骨院のブログ

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投稿日：2023-10-15 12:38:47.0

肩こりの本当の原因とは？: こんにちは！
院長のふじさきです！

本日は沢山の方々が長年悩まされている『肩こり』についてお話させていただきます。

早速ですが、肩こりというのは一般的に

「僧帽筋(首周囲の筋肉)が疲労してきてなるんだよ」

「血流が悪いと肩こりになる」

「猫背で姿勢が悪いから・・・」

など言われています。

どれも本当のように聞こえますが、実際にはどうでしょうか？

もし血流が悪いことが原因ならば、飲み薬で血液サラサラに解消することでコリも改善するはずですが、そのような飲み薬を飲んでも改善しません。

首周囲の筋肉が固くなって血流が滞ってしまうのですが、この部分は“姿勢の影響”で片付けられてしまうことが多いです。

しかし、

背筋がピッときれいな方でも首の筋肉がガチガチに固まっている人も多く見受けられます。

「じゃあ一体、何が原因？？」

って、感じですよね。

結論を言うと、、、

肩こりに関係しているのは

“肩甲骨”です。

肩甲骨についている筋の多くは肩甲骨から首の骨（頸椎）に
ついている筋です。

肩甲骨を内側へ寄せるのが「菱形筋」（りょうけいきん）で

肩甲骨を外側に開くのが「前鋸筋」（ぜんきょきん）です。

これらの筋が上手く機能しなくなると・・・

たとえば、

「菱形筋」が働かなくなると「肩甲挙筋」（けんこうきょきん）という筋が代わりに働きだします。

肩甲挙筋が働きすぎると

・振り向くときに首が張る、振り向けない
（寝違えのような症状が出る）

・首すじが座っていると凝ってくる

という症状が出てきます。

こういった場合は菱形筋を促通してあげればよいのです。
（促通とは、その筋肉を働かせることです）

そうすると、すぐに肩こりが改善していきます。

また、「前鋸筋」という肩甲骨を外に開く筋が上手く機能しなくなると、その代わりに「斜角筋」（しゃかくきん）という首の横の筋が突っ張ってきて

・頭痛がする
・目がかすんで頭が重い
・デスクワークをすると手がしびれる

といった症状が出ます。

つまり、、、

肩甲骨周囲の筋が上手く働かないと首の周囲の筋がパンパンに張ってきて『肩こり』の症状を引き起こすのです。

『肩こり』はゴリゴリとマッサージしたり薬を飲むのではなく、肩甲骨周囲の「サボり筋」を働かせていきましょう！