ラジオ波について：2022年4月4日｜ここな整骨院のブログ

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投稿日：2022-04-04 19:13:00.0

ラジオ波について: 当院では深部に温熱を入れるラジオスティムというラジオ波の機器を使用しております。当院には多くの最新機器がありますが、最も施術後の変化が出易い為一番使用する頻度の高いです。大谷翔平さんも使っている機器です。9年前のオリンピックで海外の多くの選手が使っていたことから注目され現在では多くのアスリートが使用しています。

首都圏では多く取り入れられるようになってきましたが、1：1での対応が必要なので北陸では導入はわずかです。
ラジオ波周波数を体に流すと他の治療機器のようにピリピリした電気を感じず熱を発生します。
施術用には深部発熱のRETを使用します。

面白いのは、施術者の手にプルーブを押し付けるかはブレスレットを装着して施術すると、施術者の手から温熱が入り施術しながら強張った筋や関節に熱を加えていくことが可能になります。
まるで魔法の手！
さらに面白いのは、動的状態で、圧を加えながらストレッチを加えていくと電極間の抵抗値の大きい所、つまり痛い、硬い、動きの悪い関節や筋は　抵抗値が大きくなっているので、緩めたい狙った部位が発熱するのです。施術中にも、固く動きの悪かった部位に熱が入り可動域が拡がっていくのが実感できると思います。
癒着の原因となるコラーゲンの融点は４２度なので、マッサージではほぐれなかった固くなった組織を溶かしつつ筋膜リリースが行えます。大きな利点は【体の中の硬直した部分の膠質の流動性が増し筋膜リリースが容易になる】ことです。煮込んだフカヒレがほぐれやすくなるイメージです。それゆえ、強い電気は禁忌の頸部やたくさんの筋が交差した肩甲骨、腰部、臀部の周囲筋の癒着を効率的に取り除きながら緩めることができるのです。

ラジオ波はＲＥＴ（深部発熱）とCET（浅部発熱）に大きく分類。
RET　プルーブはステンレスむきだしで金属皮膜がありません。直に当するので体表から4～5ｃｍ部分が発熱するのでお風呂では緩めることにできない筋に直接作用させることができます。またプルーブアース間の抵抗値の高い部分が発熱するので、圧迫やストレッチで抵抗を増やしことで発熱を誘導し施術に利用します。

CET　は皮膚接触円盤表面を黒くコーテイングしてありこの部位が発熱の為１～2cmが温かくなります。機器の制御が簡単なため安価なものも多数。主に皮膚に作用します・