歩行の崩れ1　３大感覚受容器　痛みの原因はどこに：2024年5月14日｜ここな整骨院のブログ

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投稿日：2024-05-14 11:00:24.0

歩行の崩れ1　３大感覚受容器　痛みの原因はどこに: 感覚受容器とは、外部からの圧力信号をキャッチするセンサーのことです。
人の３大感覚受容器と言われているのは
　足裏＞後頭下筋＞仙腸関節　の順に多く存在します。
なぜこの場所に感覚受容器が多いのか。
人は２足歩行で歩く動物です。
動物としての機能を維持するために必要なのが感覚受容器なのです。
サルの２足歩行は手と足が同時に出る為、頭部が上下左右に大きく揺れるのですが、
人は２足歩行時、逆の手と足が交互に出て体軸内回旋が起きるのです。

それでも歩行時健常者の場合、頭部は左右に5センチ上下に3センチ揺れています。
ではなぜ脳に写る映像は昔のビデオカメラのようなブレブレの映像ならないのでしょう？

足底感覚受容器は歩行時、安定した軸を作る役目。
後頭下筋群は、歩行時の揺れによる眼球のずれの補正。
仙腸関節は、体軸内回旋をスムーズに。

感覚受容器の機能低下により様々な症状が発生します。
足底感覚が低下すると、体軸の不安定により頭部のブレ幅が大きくなり、後頭下筋での眼球調整幅が大きくなり、眼精疲労や頭痛が引き起こされ易くなります。
股関節が左右にぐらついたりすると仙腸関節の動きを止めてしまい、本来安定すべき腰椎を捻じる動きが入る為脊柱起立筋や腰方形筋に緊張が高まります。
こういった代償が起きるのです。

人間が２足歩行で移動する動物であるということを再認識すれば、
歩行が機能が低下は代償としてどこかの部位で　本来と違う動きを強要　させるのです。

大きな問題点は今痛みの出ている部位以外に潜んでいて、何が原因なのが、少しづつ浮かび上がってくるのです。

今痛い箇所それは気付いていない不都合部位の　【代償】　かもしれません。

痛い部位にだけ施術を行っても原因は残っており根本解決とはならず、時間経過で再発するのです。
歩行の崩れは動物としての人の基本機能を蝕み、いろいろな部位の痛みの大きな原因である場合が多いのです。
当店では全身の機能チェックを行い、可能性の高い原因の説明を行っています。

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