肘,膝痛の原因は肘膝以外に：2022年9月30日｜ここな整骨院のブログ

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投稿日：2022-09-30 11:38:10.0

肘,膝痛の原因は肘膝以外に: テニス肘良く聞く症状ですね。
私テニスしていないのにテニス肘って診断された。
ブロック注射、湿布薬と痛み止め渡されたけど、半年近く痛みが引かなかったけど、忘れた頃に痛くなくなった。こういったパターンが多いようです。
先日、テニス部左利きの学生さんが試合中に肘が痛くなり途中棄権した。と来店されました。機能検査を行ったところ、左斜角筋、左広背筋、腸腰筋が硬くなっていました。
さらに左中殿筋が弱く左足で立つと腰が横ずれ、ここを指でずれないように固定し片足立ちができなくなること確認。
確かに痛いのは肘ですが運動すると痛いが普段はあまりいたくないとのことでした。

ストーリー
左手でスライスをかけ打ち込むとき、加速し大きく右足を踏み込んだ時、軸となる左足が大きく後方に引かれ大腿骨も内旋するので腸腰筋に過度にテンションが懸かることになります。また中殿筋が弱い為、腰の支えが弱く左に流れ腸腰筋はさらに緊張→筋付着の胸腰椎が前方に引かれ通過部の腰部の可動性悪化。
　広背筋は骨盤から上腕骨の内側についています。左手でスライス気味に球を打つ時、手のひらは上向きで、動きの悪くなった骨盤に付着する広背筋はさらに巻き取られた状態で瞬間的に大きくテイクバックでさらに緊張増大。下肢から連動するこれら２つの筋による上腕側からとラケットを持つ前腕側からの瞬間的な牽引力が両側から一気に内側上顆に集中。疼痛が発生。前腕部の緊張の確認も必要です。テニス肘は結果なのです。

テニス肘がなかなか治らない何年も痛みを繰り返すのは結果である肘だけを治療しているからなのでしょう。

　自覚の肘はハイボルトと立体動態波で疼痛抑制と超音波で修復。あとは斜角筋、広背筋、腸腰筋、を緩め中殿筋の活性化を目標にと説明し治療開始です。
２日間の治療で次の大会に出場できました。２日目に痛みが出たが、前の痛みを１０とすると３位で試合続行できたとのことでした。現在広背筋腸腰筋の緊張はほぼ良い状態になってます。まだ中殿筋は不安定ですが、指導したトレーニングを続けているようです。肘も試合を続けられる状態になり喜んでいただけました。

変形膝関節症など膝痛の場合も原因が腸腰筋や坐骨神経の通る仙腸関節の緊張を取ることで膝痛を原因の周囲の筋が緩み軽減することが多いのです。

何でもご相談ください。