身体の中心『仙骨』のお話：2022年5月13日｜もみかる仙台名取店のブログ

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投稿日：2022-05-13 14:46:52.0

身体の中心『仙骨』のお話: 皆さんは身体の中心はどこかご存知でしょうか？

答えは『骨盤』・・・の中心に位置する『仙骨』という骨になります。

仙骨は背骨の土台であり、骨盤の寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)に
両側から挟まれる形でついており、さらに下には尾骨がついています。

仙骨の役割は、背骨の付け根に位置するため、上半身の土台としての役割があります。
さらにその負荷を両足に分散する役割もあります。

また、歩行や跳躍の際の足からの衝撃も分散する働きがあるため、仙骨が損傷すると
人間は立つことが難しくなります。

仙骨と繋がっている腸骨は靭帯で繋がっており、この関節は仙腸関節といわれます。

そして背骨と仙骨の関節を腰仙関節といいます。

仙腸関節と腰仙関節の動きがあるおかげで衝撃を分散したり、背骨に動きを作ることができます。

背骨は椎骨と椎間板が交互についているため、しなりができるようになっています。

このしなりのおかげで上体を逸らしたり、前に倒したりできるわけですが、
土台がガチガチに固まっていると、この動きをしたときに腰に痛みが出てきます。

そのため、これらの関節には少し遊びがあり、うまく衝撃を分散することができるのですが、
崩れた姿勢が癖ついてしまうと、この関節から骨盤に歪みが生じます。

骨盤に歪みが出てしまうと、腰痛や股関節に痛みが出てきます。

さらに仙骨は身体の中心に位置するため、歪みが出ると末端にまで連鎖して影響が出てきます。

仙骨が後傾してしまうと背骨が丸まり、その影響で頭も前に出てきてしまい、
首や肩に痛みやコリが出てきてしまいます。

骨盤(仙骨)の歪みからきている痛みの場合、根本的な改善を目指すには正しい位置に
戻してあげることが必要不可欠です。
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