月経はどのように起こるのか？？：2023年2月21日｜レスピレ(respirer)のブログ

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ビューティー

投稿日：2023-02-21 13:17:41.0

月経はどのように起こるのか？？: 月経はどうやって起こるのか？

月経は女性ホルモンの作用によって、個人差はありますが約28日周期で起こります。

1.卵胞期
卵巣内で卵胞が成熟し、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が増える。
エストロゲンの作用で子宮内膜が厚くなっていく

2.排卵期
エストロゲンの分泌量が最大になり、卵胞から卵子が放出される。

3.黄体期
排卵を終えた卵胞が黄体に変化し、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌するようになる。
厚くなった子宮内膜は受精卵の着床に備える。

4.月経
受精卵が着床しなかった場合(妊娠が成立しなかった場合)厚くなった子宮内膜が剥がれ落ち、体外へ排出される。
プロゲステロンを分泌していた黄体は退行し消えていく。

上記が月経が起こる仕組みです。

そして、昔と今では月経に変化があります。
それは月経の回数と月経トラブルの増加です。

昔の女性は初経後、妊娠→出産→授乳を複数回経験して、その前後に月経が止まる期間がありました。
一方、現代の女性は昔よりも初経が早い上、晩婚化により出産年齢が上がり、出産回数も減少しています。
そのため、現代の女性は昔の女性の約9倍月経を経験しています。
月経に伴うトラブルが増えている背景に、女性のライフイベントの変化による月経回数の増加があると考えられています。

〈約100年前の女性〉
月経回数　約50回
妊娠出産　約8回程度

〈現代の女性〉
月経回数　約450回
妊娠出産　約2回程度

約9倍も月経の回数が増えています。
この事実だけでも体に少なからず負担はかかっているので
月経前～月経中は極力お身体を休めてリラックスして過ごすことが今後とても重要になってきます。

痛みや不快感などは身体の疲労やストレスが大きく関わってくる場合があるので快適に過ごせるよう睡眠や食事を見直してみるのもいいですね！