筋トレと血糖値の関係：2025年5月16日｜初台メディカルラボ整体院のブログ

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投稿日：2025-05-16 09:19:50.0

筋トレと血糖値の関係: 血糖値による病気で生活習慣病の1つでもある糖尿病の大きな原因は肥満です。
しかし実際には痩せている人でも糖尿病になることが珍しくありません。

痩せているのに糖尿病になる原因の1つが「筋肉量の少なさ」。
実は筋肉量は糖尿病発症に大きな影響を与えるのです。
なぜ筋肉が血糖値に与える影響が大きいのかというと、筋肉は体内の糖分を貯蔵する役割があるから。

そもそも血液中のブドウ糖は、脳や体を動かすのに大切な即効性のあるエネルギー源です。

そして活動で使いきれなかったブドウ糖がインシュリンでグリコーゲンに変えられ筋肉や肝臓で貯蔵。
貯蔵されたグリコーゲンは、空腹時や運動時など体内のブドウ糖が足りない時にエネルギー源として使用されます。

つまり筋肉量はグリコーゲンの貯蔵タンクの大きさ。

タンクが大きければ貯蔵量が増えるので、タンクに入りきらずに血中に残る糖質量を下げることができます。
血中の糖質量がコントロールできていれば糖尿病になるリスクも下がるでしょう。

ですから、血糖値コントロールや糖尿病予防には筋肉量ＵＰはとても重要なのです。

ちなみに有酸素運動も血糖値コントロールには有効です。
有酸素運動により血行がよくなることで血中の糖質が細胞に取り込まれるスピードを速めてくれますし、運動そのものがブドウ糖を消費してくれるので余分な糖質を減らす働きも期待できるでしょう。

ただしグリコーゲンの貯蔵タンクである筋肉が少ないままでは、あまり効率がいいとは言えません。

収納が少ない家で、溢れた荷物を毎日必死になって整理するようなものです。
まずは根本的な収納量を増やしてから、その上で溢れた荷物があれば整理するのが理想ですよね。

つまり、血糖値をコントロールしたければ筋トレで筋肉量をＵＰさせて、その上で有酸素運動を
並行するのが正解。
元の筋肉量が少ない人が有酸素運動だけをしても根本的解決になりません。

更に筋肉量が増えれば基礎代謝が上がるので、ブドウ糖の消費量も自然と増やすことができます。

血糖値を意識する方は、有酸素運動だけでなくどうぞ筋トレを始めてみてください。