デトックス～その２～：2023年3月16日｜整体院ビーティーラボ(B.T Labo)のブログ

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ビューティー

投稿日：2023-03-16 11:42:48.0

デトックス～その２～: 前回、デトックスの方法の一つとしてファスティングを簡単に紹介しました。

まず体から毒素を排出する割合として、便75％、尿20％、汗３％、爪１％、髪１％と言われています。入浴などでの汗と一緒に排出される毒素はたったの3％になります。入浴後は体から水分が抜けるため、一時的な体重の減少が起こることで「デトックスになっている」という勘違いを引き起こしているのです。毒素排出の大部分を担う便からは食べ物から出た老廃物、有害ミネラル（鉛、カドミウム、水銀、ヒ素など）、尿からは有害ミネラル、過剰な水溶性ビタミン、老廃物、食品添加物が排出されます。

しかし、入浴がデトックスに対してまったく関係がないというわけではありません。入浴し体温を上げることで、代謝が促され、冷え性やむくみの改善につながりますし、また、胃腸を外側から温めることもできるため、毎日の入浴をしっかり行うことで、直接的ではないにしろ、デトックスをサポートしてくれる効果が考えられます。

ここからとても大切です。体の不調は胃腸の疲れなど、自分自身で感じやすいことに目が向きがちですが、デトックスをするにおいて意識すべき臓器は肝臓です。肝臓は体の毒素を分解し排出する働きを持っているため、肝臓に疲労が溜まっている状態ではどんどん体内に毒素が溜まってしまいます。

肝臓は毒素を体に溜めないよう、解毒しようと代謝を繰り返す臓器です。そこで重要になるのが、デトックスによる肝臓の毒出し、肝臓に負担をかけないことです。

特に肝臓の疲労につながりやすい飲酒や脂質の多い食事をできるだけ控えるなど、普段の生活習慣を意識することで、肝臓に負担をかけないことが大切です。

また、整体でも「肝臓」へ適切なアプローチをすることで、排液を促し機能を活性化させる手助けができるのです。

前回紹介したファスティングは体の毒素を排出するとともに、肝臓を休ませる効果もあります。肝臓は疲労が溜まっても、なかなか症状を表さない沈黙の臓器と言われています。
たとえ自分自身で症状を自覚していなくても、デトックスにより定期的に肝臓を休ませることで本来の機能を活性化し、より健康な体へと導くことができます。