アルントシュルツの刺激法則：2025年1月15日｜整体院ビーティーラボ(B.T Labo)のブログ

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投稿日：2025-01-15 12:29:23.0

アルントシュルツの刺激法則: 今回は
『アルントシュルツの刺激法則』についてお伝えします。
一般の方でこの言葉を聞いた事のある方は少ないと思いますが、施術家でしたら一度は聞いた事があると思います。
この法則は1899年にドイツの生理学者ヒューゴ・ブリューゲルとヴィルヘルム・アルントシュルツによって発見され、刺激の強度と神経や筋の興奮性について述べられています。
この法則は以下のように表すことができます。

刺激の強度→神経や筋の反応
・弱い刺激　→喚起
・中等度　　→興奮
・強い刺激　→抑制
・最強　　　→停止

つまり弱い刺激は神経や筋肉の機能を活性化し
中等度の刺激は神経や筋の働きを促進し
強い刺激は神経や筋の活動を抑え
最強の刺激は神経や筋の動きを止めるという事です。
この法則は物理療法やもみほぐしなどの刺激療法において、適切な刺激量を選択するために重要な知識です。
強いもみほぐしがお好きな方もいるとは思いますが、その時は良くなった気がしても、すぐに症状が戻ったりしませんか？強いもみほぐしを受けてしまうと、神経機能が停止して痛みを感じにくくなります

本来持っているはずの自己治癒能力も働かなくなってしまいます。
そのため、施術を受ける際は弱い刺激、もしくは中程度の刺激が身体の回復には良いとされている事実があります。

ここで、味覚や嗅覚・聴覚を思い出してください。
味が濃いものが美味しいでしょうか？
香りが強いものが良い香りでしょうか？
大声で話せば通じるでしょうか？
違いますよね。
味も香りも声も、適切な濃さ・強さ・大きさがあります。
逆に、濃く・強く・大きくなればなるほど、人間の感覚は鈍化してしまいます。

ただし刺激量は患者さんの状態や『目的（リラクゼーションか症状改善か）』に応じて調整する必要があります。
もちろん患者さんによって刺激の受け取り方は一人一人違いますので、その都度、確認しながら施術に入いるように細心の注意を払いながら進めています。

また当院ではクーポン前に目的別にマークを付けています。
リラクゼーション目的であれば「☆」症状改善目的であれば「★」がついてますので目的に合わせて選択していただければと思います！

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