自然に元に戻すアーユルヴェーダの智慧：2023年10月14日｜ニュピ(Nyepi)のブログ

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投稿日：2023-10-14 10:50:59.0

自然に元に戻すアーユルヴェーダの智慧: おはようございます♪
Nyepi アーユルヴェーダのRINKAです。

台所薬局という言葉を聞いたことはありますか？
アーユルヴェーダの本場インドの家庭では、子供が風邪をひいたりした時、
まずは台所にある食材やスパイスで症状を緩和していく文化が広がっており、自然のもので元に戻していく習慣がそこにはあります。

日本では、熱っぽかったりだるいと感じる時は、薬局に売っている薬を飲みます。
その薬はその時効果を感じられるものかもしれませんが、根本原因を突いていないため、再発してしまったり症状緩和に繋がらなかったり、そんな経験をしたことはありませんか？

人間は身体・心・魂、すべてが複雑に組み合わさっているので、症状の根本原因を掴むことは至難の技です。
西洋医学では、部分的にしかみない治療においても、アーユルヴェーダでは全てを包括的に捉えて、自然の状態に戻していく。
その概念がまず、共感できる部分でもあります。

普段の食事から、不調を緩和していくことができるのも特徴の一つです。

アーユルヴェーダでは、すべての物質は５大元素からできているという概念があります。
５大元素とは、風・空・火・水・地のことです。
人間もこの５大元素を持って生まれたとし、人々の生まれ持つ個性はこの元素の割合が異なるためできると考えられています。

身体や心の不調は、この生まれ持った５大元素の割合がなんらかの原因により、大きく異なってしまうがために起きると考えられています。

たとえば、風と空の要素をもつヴァータという質が上がってしまうと、不眠や不安症に繋がったり、肌は乾燥して疲れやすいと感じたりします。
このヴァータを鎮静するために有効な「味」が「酸味、塩味、甘味」です。

このように「味」も一つのいわば薬として存在しています。

普段の食事において、自分の生まれ持った元素の割合を知り、そこから起きる現象を逆算して落とし込むことで、普段の生活から何を食べどのように過ごしたらいいかヒントをたくさん得ることができます。

なるべく自然体で、元の生き生きとした自分に戻ることで、きっと明日から気持ちよく起きて1日をスタートできるようになるでしょう。

アーユルヴェーダの智慧を日常に取り入れてみてくださいね。

Nyepi アーユルヴェーダ　RINKA