【心のはけ口はありますか？】：2023年12月15日｜和穆のブログ

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投稿日：2023-12-15 09:26:03.0

【心のはけ口はありますか？】: 以前【あなたの膝痛・腰痛～】で「立腰」（リツヨウ）というワードを書きました。

これは北鎌倉・円覚寺の横田南嶺老師から教わったのですが
心をコントロールすることを考えた時に禅の考えは「なるほど～」と大変勉強になるものでした。

禅というと坐って瞑想し、煩悩があると棒で叩かれ、、というイメージが強くありましたが立禅、歩行禅と色々なものが存在することを知りました。

立って姿勢のみに集中、呼吸のみに集中、といった課題を常日頃から意識することで自分の癖に気付いたり新しい発見をしたりするのです。

京セラ創業者の稲盛和夫氏、パナソニック創業者の松下幸之助氏や海外ではアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏らその他、数えれば多くの経営者が積極的に取り入れている禅の世界、、

私のそれまでの禅のイメージは

「宗教色が濃っ！」
「棒でビシバシ！！」
「足が痺れて立てなくなる！！！」

（関係者の方々ごめんなさい）

でしたが「禅の本質」を聞きとても感銘を受けました。

ちなみに棒で叩くのはそもそもの禅の教えにはなくて、江戸時代に中国より伝わった「罰」の一つが流行り定着してしまったそうです。

人間が抱える悩みは時代、社会が変わっても誰かが昔似たように悩んでいて、それをどう乗り越えたか、、それの積み重ねが修行の中で伝承されているように感じました。

別に修行しましょうというブログじゃないのでお間違いなく。
私自身、禅宗でもありません(^^;;

ただ、生の歴史を知ることは「もしも」に対処する術を身に付けるようなものだなと再認識したのでそれをシェアできれば、という感じです。

お話しの一つに

『その時どう動く』

という相田みつをさんの言葉がありました。

「禅を何のためにやるか」
「いざ動く時、動かなければいけない時のためにやる」
「動かない車にブレーキはいらない」

いざ動く時の為に、自分を知り、立ち止まらせる術を身につけていなければ止まれない、そのブレーキの役割が禅だ、と。

次回はマインドフルネスと禅の違い
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