【心のはけ口はありますか？】その2：2023年12月22日｜和穆のブログ

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投稿日：2023-12-22 00:01:12.0

【心のはけ口はありますか？】その2: このご時世、何でもマニュアル化することでサービスや技術レベルを均一にすることが望まれています

作業効率を考えると、それはそれで良いことだと思いますがその型にはまってしまうと「いざ」という時に反応ができなくなってしまいます

トラブルが起きた時にパニックになったことはありますか？

『その時どう動く？！』

一瞬立ち止まって考え的確に動く、そのための心と身体を作るには。。

禅は自分自身を見つめることに特化しています
それを「内観」というそうです

簡略化し宗教色を無くしたのがマインドフルネスです

マインドフルネスは「ありのままを受け入れる」瞑想ですが、
禅はそこに「止観」という考え方が入るそうです

「止観」一つの事象に集中すること

呼吸なら呼吸、歩行なら例えば足の裏の感覚、それだけを考えそこに意識を集中していく
そして心を次第に落ち着けていく
雑念が入ることを否定せず、余計なことを考えて意識が違うところへいってしまったら再び元のテーマにゆっくり戻す

アメリカではカリフォルニアを中心にマインドフルネスを使って子供たちに感情コントロールを身につけさせる運動が広まっているそうです

集中力アップだけでなく、不登校児や暴力の減少にも繋がっているようで
子供たちの自覚症状として、イライラが収まり頭の中が「スーっ」とクリアになるといったレポートもあります

現代日本は情報過多社会です

(ここでの情報とは自分で意識して取り入れる文字や映像だけでなく嗅覚や聴覚といった勝手に入ってくる五感刺激全部)

スマホはもちろん、例えば満員電車で恋人や家族と同じくらいのパーソナルスペースに僕のようなオッサンがいる訳です。泣

動物的には最高警戒レベルの状況にも関わらず強制的に感覚遮断して耐えている訳です
そういった色々なストレスを別の時間で意識して抜かなければ、身体に蓄積されていつか壊れます

この話を読んでみて「吐け口ないな」と感じた方はまず呼吸に意識を集中するところから始めてみてはいかがでしょうか
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