足や手先が冷える原因とは？2：2023年10月20日｜おかだ鍼灸マッサージ院のブログ

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投稿日：2023-10-20 00:11:42.0

足や手先が冷える原因とは？2: 前回『足や手先が冷える原因とは？』の回で食べ物による冷えへの影響をお伝えさせていただきました。

軽くおさらいすると陰性食品（甘味や果物、香辛料など）を食べ過ぎるとむくみやすくなり、皮下に水分が溜まることで冷えやすくなるという内容でした。まだ、読んでいない方は是非、そちらもご覧ください。

では、今回は冷え対策に必須の調味料について、お伝えして参ります。

日本の伝統的な調味料として、誰もがご存じの『お味噌とお醤油』があります。この2つを知らない方はおられないと思います。

2つの調味料の共通する点は原材料に1大豆2塩が使われていることと、3発酵していることが挙げられます。

大豆は枝豆を乾燥させたもので陰陽に分類すると『中庸』に属します。中庸というのはちょうど真ん中くらいという意味です。

塩は『陽性』でその中でもかなり、きつい陽性になります。なので、そのままではたくさん食べられませんよね。

そこにきつい陰性の菌が働く『発酵作用』が加わるためにちょうどいい加減が生まれるわけです。でも、塩味がきついのでそのままではたくさんは食べられません。完成してもかなりの『陽性』であることになります。

日本人は昔からこの塩やしょう油、味噌を食生活の基本として、毎日、欠かさずに食してきました。昨今、塩分控えめが推奨されていますので減らしている方もおられると思います。

ここで大切になる知識が塩分過多になった場合に自然塩の場合、そこに含まれる微量のミネラル分（マグネシウムやカルシウム、カリウムなど）が排泄を手伝ってくれる働きを担うということです。

これらのミネラル分が腎機能に作用し、水分や塩分の調整に一役買っているわけです。その作用でむくみが減り、その結果として、冷えが抑えられるということになります。

しかし、昨今の大量生産された醤油や味噌は原材料も大豆のカス、塩は精製塩でミネラルはなし、機械で一瞬でできるので発行しているのかどうかも不明なものもたくさんあるようで本当に醤油なのか、味噌なのか？わからないものが店頭に並んでいます。

一番、取り入れやすい養生法は調味料を変えることなので取り組みたいと思った方は自然塩を使って、何年か熟成された醤油や味噌を探してみましょう。

きっと、体に変化が表れます。

では、今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。