足や手先が冷える原因とは？：2023年10月16日｜おかだ鍼灸マッサージ院のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2023-10-16 12:41:05.0

足や手先が冷える原因とは？: あんなに暑い日が続いていたのに肌寒さを感じる季節が到来しています。

『手足の先が冷たい』『お風呂に入っても足のシンが冷えている感じ。』などのご相談をいただく季節となりました。

このタイプの冷えの原因をはじめにお伝えしますが簡単に言うと『むくみ』が大きな原因になります。

正確には胸部や鼠径部のリンパ液を集めるリンパ節というところにリンパ液が流れ込むのですが多過ぎて、停滞する状態になり、さらにそのリンパ液が大きな血管や神経までも圧迫することから血行が悪くなり、冷感を感じるようになります。

本来ならリンパ液として、溜まる前に排泄されてくれるとこのような状態は避けられるのですが多くの方がそうはいかないのが現実です。

この状態がいき過ぎると皮下のむくみだけでなく、膝や足首の関節に水分が溜まったり、胸部のリンパ節の圧迫により、呼吸が浅くなって、起きている時だけでなく、寝ている時も睡眠が妨げられる原因となります。

冷え対策というと運動や入浴や着衣などの物理的な方法が注目されがちですが食生活による影響がとても大きいことは避けられない事実なので今回はどんなものを食べると冷えやすいのかをお伝えして参ります。

聞きなれないとは思いますが東洋療法は『陰陽論』という考え方が基本に成り立っています。食べ物で言うと『冷える食べ物・温める食べ物』ということになります。

陰陽論では冷える食べ物を『陰性食品』、温める食べ物を『陽性食品』と呼んでいます。

本来、陰陽論では2つのものを比べて、どちらが陰性か陽性かを比較します。例を挙げると塩は陽性、砂糖は陰性となります。

言い換えると砂糖は冷やす食材、塩は温める食材と言うことです。

少し、見方を変えると夏野菜は体を冷やすために水分が豊富で陰性食材が多く、根菜類は一部例外もありますが体を温める作用に働く陽性食材が多くなります。

昨今、スーパーに行くと1年中、夏野菜も冬野菜も買うことができますのでわからないと思いますがトマトやキュウリなどの夏野菜は夏に、レンコンやゴボウなどの根菜は冬にいただくことを気を付けるだけでも冷え対策になるんですね。

またの機会になりますが毎日使う調味料について、お伝えしたいと思います。お楽しみに！

では、今回は以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。