東洋医学解説　病気のメカニズム（陰陽失調）：2024年2月3日｜整骨院リセット(整骨院RESET)のブログ

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投稿日：2024-02-03 11:00:30.0

東洋医学解説　病気のメカニズム（陰陽失調）: こんにちは、整骨院 RESETの伊藤です。
病気を引き起こす5つのメカニズムで、今回は1つ目の陰陽のバランスからの病気を解説します。

【病気を引き起こすメカニズム】
◎陰陽失調（いんようしっちょう）
陰陽による身体の臓腑(内臓)や経絡、気血の繋がりが失われて病気になる。
陰と陽のバランスが崩れると、臓腑(内臓)や経絡、気血などの「対立や相互関係、表裏、出入、上下、昇降などのバランス調整機能が失われます。
体内の陰が強まってしまう、陽が強まってしまうという「陰陽偏盛（いんようへんせい）に移行することで症状が発生します。

【陰と陽】
東洋医学の元になった古代中国の考え方です。
世の中の全てを陰と陽の２つに分類して考えます。
相対する二つの組み合わせでありながら、お互いが欠かせない存在です。

・「陽」は、目立つもの、朝、明るいこと、火、広がること、上、温めるもの、体表、腹部、外側、六腑
・「陰」は、人目に見えないもの、夜、暗いもの、水、狭いこと、下、冷やすもの、体内、背部、内側、五臓

【陰と陽5つの特徴】
・お互いが存在することで、己の存在が成り立つ。
・お互いが過剰にならないように牽制、抑制する。
・片方が強くなれば、片方が弱まるシーソーの関係。
・片方が最高に達したとき、もう片方に転化する。
（例：夏から冬のように季節の移り変わり）
・身のまわり全て、身体も陰と陽に分けて考える。

【院長からのメッセージ】
陰陽失調では過剰な方を取り除く、不足している方を補うという方法で対応します。
原因は必ず体内に存在して病気が発生する状態を作り、病気の進行に影響します。
腰を痛めたとき、身体は温めて血流を良くすれば解決するのではなく、「温め」と「冷し」を適切に判断が必要です。
どうしたら良いか分からないときは、逆効果になることを防ぐため、行動してしまう前に専門家へ相談しましょう。

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