正しい呼吸法のセルフチェック：2024年3月6日｜トゥービー(To Be)のブログ

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投稿日：2024-03-06 09:39:03.0

正しい呼吸法のセルフチェック: 　以前のブログで、「鼻呼吸の大切さ」や、「口呼吸の弊害」についてお伝えしましたが、今回は姿勢と呼吸をざっくりとまとめした内容になります。　

呼吸と言っても、循環器と合わせた内科的な視点と、横隔膜や肋骨の動きと一緒に運動器視点での評価・アプローチも行なっていきますが、今回は運動器視点中心です。

　人は１分間で、約12～14回、１日で約20,000回の呼吸をしていると言われています。
そのすべての呼吸が肩呼吸になってしまうと、背中の張りや、首・肩こりの原因になってしまいます。
　また肩呼吸だけでなく、恰幅のいい男性によくみられる肋骨前方拡張の呼吸になると、息を吐く事が苦手になり、交感神経優位になってしまいます。その弊害は、呼吸回数増加、不眠・浅い眠り・睡眠時無呼吸症候群、慢性疲労などさまざまです。

正しい呼吸というのは、下部肋骨が全方向に動く事が大切だと言われています。
下部肋骨とは、みぞおちラインくらいの肋骨が、前後＋左右に広がりながら息を吸い、吐く時は、肋骨が下方に閉じていくイメージです！

確認方法としては、みぞおち高さの横腹を触り、吸う時に肋骨が横に広がれば正しく動いている証拠なんですが、姿勢が悪いと前にだけ広がる人が多いです。
（自分も呼吸セミナー受けた時は、前方のみの動きでした…）

確認方法をそのままトレーニングに落とし込むと、吸うのも吐くのも5秒ずつから始めて、7秒 → 10秒と徐々に時間も増やしていきます。回数は１０回まででOKです！

レッスンの時は、お客様に合わせて、ピラティスの動きとともに正しい姿勢や肋骨の動きが引き出せるようなメニューを組んでいきますので、レッスン中に意識できたところを自宅でも継続していただけたらと思います。

正しい呼吸と姿勢が習慣付くと、心身ともに整うようになりますので、以前のブログも参考にしていただきながら肋骨の動きも意識してみてください！

※ 呼吸のことだけでも情報量が多すぎてパンクしそうになるのでぼちぼちでいいです。　笑