体内の酵素：2024年2月13日｜ウェル(well)のブログ

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投稿日：2024-02-13 13:20:31.0

体内の酵素: 食べ物を消化・吸収・代謝など、体内で起こるほとんどの化学反応を引き起こすための触媒として必須のタンパク質が酵素です。人間の体内には約5000種もの酵素があると言われています。

大きく２つに分けることができます。

●消化酵素
食べたものを吸収しやすいように分解します。消化に悪い物を食べていると消化酵素をより多く使用することになります。
タンパク質を分解する酵素はタンパク質しか分解できず、デンプンや脂質を分解する酵素は別に存在し、それぞれが1つの分子しか分解できません。
（消化酵素の例）
・アミラーゼ…デンプンをブドウ糖に分解する酵素
・プロテアーゼ…タンパク質をアミノ酸に分解する酵素
・リパーゼ…脂質を脂肪酸とグリセロール（グリセリン）に分解する酵素

●代謝酵素
人が生きていくうえで様々なことに関係している酵素で、新陳代謝・デトックス・治癒力・免疫力などです。
消化酵素が分解したものを身体の隅々に届けます。一つ一つの細胞に働きかけ、新陳代謝・血液循環・免疫力・老廃物の排出などすべての生命活動に関係しています。
消化・吸収された栄養素をもとに古い細胞を新しい細胞に変えターンオーバーを整えます。
代謝が活発ということは、体内酵素がしっかり働き十分にあるということです。

【代謝酵素と消化酵素、食物酵素の関係】
体内の酵素を例えば100とします。代謝酵素と消化酵素でその100を分けて働いています。
代謝酵素は生きる活動に関係するので健康な場合は「代謝酵素80；消化酵素20」のように代謝酵素が多くなります。
反対に不健康だと「代謝酵素20：消化酵素80」というように生きる活動に必要な代謝酵素に酵素が回らず体にいろいろな悪影響が出やすい状態になります。

ここで出てくるのが体外の酵素である食物酵素です。食物酵素は消化の助けをしてくれるので消化酵素の無駄遣いをせず、体内の酵素を代謝酵素へ多く回すことができます。

食物酵素は熱に弱く加熱された食べ物では効力がありません。生野菜や果物で摂りましょう。また、発酵食品は加工過程で微生物が栄養素のデンプンやタンパク質を分解するので、消化酵素への負担が軽減されます。

また、酵素の働きを活性化させることも大切です。酵素が一番活性化するのは37℃前後です。
リンパマッサージやボディケアで血行を促進し、基礎体温をあげていきましょう！