知らぬは危険！なぜ食べても太らない人がいる？　後編：2024年3月21日｜アジア整体天白院のブログ

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投稿日：2024-03-21 21:18:10.0

知らぬは危険！なぜ食べても太らない人がいる？　後編: 痩せている方が手っ取り早くタンパク質を摂取する為にでんぷん質の炭水化物（お米やジャガイモ等）を摂取しないで、プロテインだけに頼る食事をしてもなかなか太れないのはなぜだかご存じでしたか？

その理由は大豆だけでなく植物には自然界で動物に食い荒らされないように「アルカロイド」という天然毒素が含まれていて、食べ過ぎると毒になるようになっています。

また大豆に含まれるタンパク質には「トリプシン阻害因子」が含まれていてタンパク質を分解する消化酵素の働きを阻害して消化吸収を妨げます。

男性も過剰摂取に気をつけなければならない理由は、「ホルモンバランス」が崩れるからです。大豆に含まれる「イソフラボン」は体内で「エクオール」に変換されて、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た作用をします。

そもそもタンパク質を効率よく消化吸収する為にはよく噛んで食べる事が重要です。噛むことにより唾液の中に含まれる「Iga」という抗体がタンパクに結合して小腸まで運ばれる事により吸収される事を「腸管免疫」と呼びます。

ですからIga抗体が付かない状態で大豆製のプロテインを大量にガバガバ飲んでも腸管免疫により消化吸収されないそうです。

また体内でタンパク質が足りないと小腸で吸収する穴を広げます。その状態を「リーキーガット症候群」と呼び、腸のバリア機能が壊れてアレルギー物質や有害物質を体内に取り込んでしまいます。

本来であればタンパク質が分解されず小腸から血液中に入ることはありませんが、リーキーガットの状態で入ってしまうと「クレアチンフォスフォキナーゼ」という血液中のタンパク質を分解する酵素を出しますが、過剰分泌は内臓に悪影響を及ぼし身体を壊します。

一例として大豆製のプロテイン過剰摂取により生理不順や生理が止まってしまう方もいるそうです。これでプロテインや豆腐だけでタンパク質を摂っても太らない理由がご理解いただけたかと思います。

「ヘルスライフビジネス（2023年5月8日発行）」によれば、「国民の約７割はリーキーガットに該当する専門家の見解」があると発表されていますが、痩せている方は良質な炭水化物をよく噛んで摂取する事が重要となります。

頻回食といって「１日５～６回」に分けてお米を中心とした食事をして、持続的に良質なブドウ糖が出るようにしてグルカゴンが出ないように自制してみてください。