【自律神経】自律神経を整え、うつに効くツボ：2024年12月24日｜武蔵小杉鍼灸接骨院のブログ

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投稿日：2024-12-24 08:28:36.0

【自律神経】自律神経を整え、うつに効くツボ: 今回は、眠れない、食欲不振、疲れやすいといったうつ症状に悩む方のために、自律神経を整えうつに効果のあるツボ「四神聡（ししんそう）」をご紹介します。

うつとは？

厚生労働省によると、うつとは「気分がひどく落ち込んだり何事にも興味を持てなくなったりして、強い苦痛を感じ日常生活に支障が出るようになった状態」と定義されています。主な症状は、抑うつ気分、興味や喜びの消失、食欲不振、睡眠障害、精神的な落ち込み、倦怠感、気力減退、思考力・集中力低下などです。

うつの原因

うつ病の原因は、環境要因（人間関係のトラブル、家庭内トラブル、大切な人との死別など）、性格（責任感が強く完璧主義、几帳面、他人への配慮を重視する性格）、遺伝（内分泌の異常、妊娠・出産、更年期など）などが複雑に絡み合っていると考えられています。

自律神経を整えうつに効くツボ「四神聡」

今回ご紹介するのは、頭にある「四神聡」というツボです。四神聡は、自律神経を整える有名なツボ「百会」を中心に、前後左右にあるツボの総称で、約1000年前から使われている歴史あるツボです。

百会: 頭頂部、左右の耳の先端を結んだ線と体の中心線が交わる点。自律神経を整える効果があります。
前神聡: 百会の前、親指1本分前。
後神聡: 百会の後ろ、親指1本分後ろ。
前神聡、百会、後神聡を結ぶラインは「督脈」と呼ばれ、「陽脈の海」とも言われています。脳や脊髄の働きを調整する際に用いられ、自律神経が集中する脳や脊髄を調整するのに非常に有効です。

左右の神聡には固有の名称はありませんが、東洋医学では左を陽、右を陰と考えます。左右のツボを刺激することで陰陽のバランスを整え、心身のバランスを調整します。つまり、前後のツボで脳や脊髄の働きを整え自律神経を調整し、左右のツボで陰陽のバランスを整え心身のバランスを整えるというわけです。

四神聡の刺激方法

百会を見つける: 両耳の先を折り曲げ、先端を結んだ線と体の中心線が交わる点を探します。
前後の神聡を見つける: 百会から前後に親指1本分移動した点を探します。
左右の神聡を見つける: 百会から左右に親指1本分移動した点を探します。
刺激する: 人差し指と中指を使い、各ツボを10秒間、痛気持ちいい程度の力で押します。前後左右のツボを順番に刺激します。
不安感が強い時や調子が悪い時に試してみてください。