関節のポキポキ音の正体、実は“ガスの泡”だった：2025年4月15日｜長岡かえで接骨院のブログ

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投稿日：2025-04-15 18:21:30.0

関節のポキポキ音の正体、実は“ガスの泡”だった: こんにちは。
整体やカイロプラクティックの施術中や、日常のちょっとした動きで「ポキッ」と音が鳴ること、ありますよね？
　「骨がズレてる音？」
　「なんかヤバそう、、」
　「でも気持ちいいからついやっちゃう」

今回は、そんな“ポキポキ音”の本当の正体について、科学的な視点からわかりやすく解説していきます！

■ ポキポキ音＝骨の音ではない！

結論から言うと、あの音は“骨と骨がぶつかる音”ではありません。

実際に鳴っているのは、関節内の液体（関節液・滑液）に溶け込んだガスが、気泡として弾ける音です。

この現象は「キャビテーション」と呼ばれています。

■ ポキポキのメカニズムを解説！
1 関節を急に引っ張る or 捻る
2 関節の中（関節包）の圧力が下がる
3 関節液の中に溶けていたガスが気化して“泡”になる
4 その泡が弾ける瞬間に「ポキッ」と音が鳴る

このガスは主に二酸化炭素・窒素・酸素などで、もともと関節液に溶け込んでいます。

■ 鳴った後、しばらく鳴らないのはなぜ？

一度ポキッと鳴らした関節は、すぐにはもう一度鳴りませんよね？
これは、弾けた泡が再び関節液に溶け込むまで15～30分ほどかかるため。
つまり、同じ関節で音が鳴るには「気泡がまたできる時間」が必要なんです。言ってしまえば15分以上たてばまた鳴るということです笑
よくポキッと鳴ってスッキリなんてあるけど、その効果は15分なんですね。

■ クセになってる人、ちょっと注意！

「首をポキポキしないと気が済まない」
「仕事中に無意識にポキッとやってる」

こんな方、要注意です！
　気泡の音自体は無害
でも、鳴らしたくなる状態自体が身体のサインかも

首・背骨・指などを繰り返し鳴らす習慣がある方は、
関節が不安定になっていたり、周囲の筋肉がうまく働いていない可能性があります。
「ポキポキ」はスッキリして気持ちいいですが、無意識にやってしまう人こそ、体に隠れた問題が潜んでいるかもしれませんね。
基本的には整体やストレッチ、運動で身体を整えるようにしましょう。