「自律神経障害」とは？：2025年4月16日｜キンマク岡山大雲寺院(KINMAQ)のブログ

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投稿日：2025-04-16 16:01:04.0

「自律神経障害」とは？: なんだか体調がすぐれないのに、病院で検査しても「異常なし」と言われた…。そんな経験ありませんか？それ、もしかしたら自律神経の乱れが原因かもしれません。
自律神経障害とは、体のあらゆる働きをコントロールしている「自律神経」がうまくバランスを取れなくなって、心身にさまざまな不調が現れる状態を指します。

自律神経って、そもそも何？
自律神経は、私たちの意思とは関係なく体の機能を自動でコントロールしてくれている神経です。たとえば…
・呼吸や心拍
・体温調節
・消化や排泄
・血圧の調整
・汗をかく働き
などを24時間ずっと働き続けて調整しています。
この自律神経には2種類あります：
・交感神経（活動モード・緊張・ストレスに対応）
・副交感神経（リラックス・休息・回復）
この2つがバランスよく切り替わることが健康のカギなのですが、乱れてしまうと心身に様々な影響が出ます。

自律神経障害の主な症状は？
とても幅広く、個人差もありますが、代表的な症状はこちら
・慢性的な疲れやだるさ
・頭痛・めまい・耳鳴り
・息苦しさや動悸
・胃の不調・便秘や下痢
・不眠や眠りが浅い
・手足の冷えやほてり
・不安感・イライラ・落ち込み
心と体の両方に影響が出るのが特徴です。

原因はなに？
自律神経が乱れる原因は、生活習慣やストレスが大きく関係しています。
・精神的ストレス（仕事・人間関係・不安など）
・肉体的ストレス（過労・睡眠不足・病気など）
・不規則な生活（昼夜逆転・食生活の乱れ）
・ホルモンバランスの変化（思春期・更年期）
・季節の変わり目や気圧の変化
などが複雑に絡み合って、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

改善・予防のためにできることは？
・規則正しい生活
同じ時間に寝起きする、3食きちんと食べる、など生活リズムを整えることが基本です。
・ストレスケア
深呼吸、瞑想、趣味の時間を持つなど、「リラックスする時間」を意識的に作りましょう。
・朝日を浴びる
朝の光は体内時計をリセットし、自律神経のバランスを整えるのに効果的です。
・軽い運動
ウォーキングやストレッチなど、無理なく続けられる運動がオススメ。
・ぬるめのお風呂に入る
38～40度くらいのお湯にゆっくり浸かると副交感神経が優位になります。