踵やアキレス腱の痛みの種類について鍼灸整体院が解説：2025年5月11日｜刈谷はりきゅうマッサージ院のブログ

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投稿日：2025-05-11 17:40:28.0

踵やアキレス腱の痛みの種類について鍼灸整体院が解説: 足底筋膜炎
足底筋膜炎は、踵痛の最も一般的な原因のひとつです。足底筋膜とは、かかとから足の指先にかけて伸びる厚い組織で、歩行時の衝撃を吸収する役割を果たしています。この組織が過剰な負荷や使いすぎによって炎症を起こすと、かかとに鋭い痛みが生じます。特に朝の一歩目で痛みが強いことが特徴です。

踵骨棘（しょうこつきょく）
踵骨棘は、かかとに骨のトゲのような突起ができることで痛みを引き起こします。足底筋膜の繰り返しの負担が原因で発生することが多く、足底筋膜炎と同時に発症することがあります。

アキレス腱炎
アキレス腱炎は、ふくらはぎの筋肉とかかとをつなぐアキレス腱が炎症を起こす疾患です。激しい運動や過度の負荷が原因となり、かかとの後部に痛みや腫れが生じます。

シーバー病（セーバー病）
シーバー病は、成長期の子供に多く見られる踵痛の原因です。成長中の骨と筋肉のバランスが崩れることで発症します。運動量の多い子供に特に多く見られるため、スポーツをするお子さんをお持ちの方は注意が必要です。

踵痛の症状

踵痛の症状は、原因によって異なることがありますが、以下のような共通した特徴があります。

1.朝起きて一歩目で痛みを感じる
特に足底筋膜炎の場合、睡眠中に硬くなった筋膜が朝の一歩目で引き伸ばされるため、痛みが強く現れることがあります。

2.長時間の立ち仕事や歩行で痛みが増す
日中の立ち仕事や長距離の歩行でかかとに負担がかかると、痛みが悪化することがあります。

3.かかとの内側や後部に圧痛がある
触れると痛みを感じる部位が特定できる場合が多く、これが診断の手がかりとなります。

4.腫れや熱感を伴うことがある
炎症が進行すると、かかとの周囲に腫れや熱感が現れる場合があります。

5.歩行時に足を引きずるような動作になる
痛みを避けようとするため、無意識に歩行が不自然になることがあります。

6.靴を履く際に痛みを感じる
特にアキレス腱部滑液包炎では、靴が当たることでかかとの後ろに痛みや違和感を覚えることが多いです。

7.スポーツ時に強い痛みが出る
ランニングやジャンプを伴うスポーツでは、かかとに大きな負担がかかり、症状が悪化することがあります。

当院では、エコーを使用した正確な検査を行い、原因を特定して適切な治療を提供しています。
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