整体院晴々 清水院のブログ
プライベート
投稿日:2025-11-17 14:03:44.0
- 歳をとると筋肉痛は遅れてやってくるのか?
- こんにちは!
「若い頃は筋肉痛が翌日に来てたのに、今は3日後に来るぞ?」「歳のせいか?」
という謎について。
先に結論から言ってしまうと…
「年齢と筋肉痛の遅れに、直接的な関係はない」というのが、専門家の見解です。
■ 筋肉痛には「即発性」と「遅発性」がある
* 即発性筋肉痛:運動直後から痛い(これは乳酸のせい)
* 遅発性筋肉痛(DOMS):1~3日後にジワジワくる(これが本命)
この「遅れてくる筋肉痛」は、筋肉の“微細な損傷”が原因だと言われています。
でもこれ、不思議なことに筋肉自体には痛みを感じる神経がほぼないんですよ。
ではなぜ痛いのかというと、傷ついた筋肉の周りに炎症が起きて筋膜に届いたときにやっと『痛い』と感じるとのこと。「損傷→炎症→むくみ→筋膜に到達→痛い(遅れて登場)」ということです。
■ 野坂先生の研究:「年齢と痛みのタイミングに差はない」
この話、実際に研究されています。
筋肉痛研究の第一人者・野坂和則先生の実験では、「18~22歳の若者」と「60~70代のシニア」に同じダンベル運動をさせて、筋肉痛がいつ出るかを観察。結果は、年齢によって筋肉痛の出るタイミングに差はなかった!
■ でも“歳”は無関係じゃない!?カギは「運動習慣」
ここで出てくるのがもうひとつの研究、片山憲史先生によるMRIを使った調査です。
・普段から運動している人は、年齢が上がっても筋肉痛の発生タイミングに変化は少ない。
・一方、運動していない人は、歳を取るほど筋肉痛が遅れてくる傾向にある。つまり…
加齢そのもの 実は関係なし(野坂先生の研究)
運動不足+加齢が遅延の正体(片山先生の研究)
■ 筋肉痛の対処法:「冷やす?温める?」
実はこれ、意外と議論があります。
* 「冷やす派」:炎症を抑えて痛みを軽減
* 「温める派」:血流を促して回復を早める
どっちが正しいの?と思うかもですが、どちらにも一定のエビデンスがあるので、「最初は冷やす→翌日以降は温める」が落とし所になっています。
■ まとめ
「筋肉痛が遅れてやってくるのは歳のせい」という説は、完全に都市伝説でした!
しかし、「最近、筋肉痛が翌々日にくるなぁ~」と感じたら、それはたぶん“運動不足”のサインです。年齢のせいにしてしまうと、自分の身体との対話をやめてしまうので、そういう時こそ身体を動かすキッカケにするのがいいのかもしれません。

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