白髪染めをするのと他のカラー剤でやるのと違う？：2024年5月24日｜アミューズ(amu se)のブログ

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投稿日：2024-05-24 17:17:26.0

白髪染めをするのと他のカラー剤でやるのと違う？: これは違います。
白髪染めは傷むというよりは、少し髪の感触が変わっていきます。

髪は海苔巻きのような構造をしています。
海苔がキューティクル、ご飯の部分がたんぱく質や水分、ここに色素も存在します

白髪はこれらの物質がしっかりある髪ですが、色素がありません。だから白い

白髪染めはここに黒い色素、茶色の色素を入れ込んでいく薬剤技術です。

通常の明るくするカラーは、ここにある髪本来の持つ茶色の色素を抜きます。
青、緑、と取れると茶色になり、さらに赤が抜かれていくとオレンジになってきます。
さらに赤を抜き続けると黄色になる。ブリーチはここまで色を抜く薬剤です。

つまりここまで色を抜くとなぜ髪が傷むか？
色素と一緒にたんぱく質や水分まで一緒に抜けてしまうからです。

なので程よく明るくした髪はもともとよりも柔らかくなります。
特に太くてかたい髪はカラーで明るくすることで扱いやすい髪になるのです。

タダ、色を抜きすぎると中の物質も抜かれて髪がスカスカになり、しなやかさが消えます。

で本題に戻りますが、白髪染めをすると中の色を抜く作業よりも白い髪に色を入れる作業がメインで行われます。
髪の内部には成分があるけどさらに茶色の色素をそこに入れて白い髪を茶色に見えるようにするのです。　その時は髪内部は牛ぎゅう詰めの状態になってきます。

ご飯をぎゅうぎゅうに詰め込まれた海苔巻きは硬いものになってしまいます。
程よく空気の入った状態から牛ぎゅう詰めの海苔巻きになる。

これが白髪染めのリスクです。
オーガニックとか髪によさそうですが、色を抜かずに詰め込むので感触はより硬くなります。
むしろ明るい白髪染めの方が髪は硬くならない　明るくする薬剤が強いので傷むと言われてるだけで。

そのくらい白髪染めは難しいのです。ドラッグ系はさらに硬くなりやすい。
染まりがいい商品ほど中に詰め込まれると思って下さい。

なので私たちはちらほらと見えるくらいの白髪なら、白髪染めをしないで、調合方法＝レシピでカバーできるように今まで試してきました。　どんな色にしたいか？　明るさは？などでも違うけど、できれば白髪染めはしないで白髪をカバーしたいと思っています

一度お試しください