髪を軽くしたい時の認識の違いについて：2023年10月19日｜ノーチラスヘア(nautilus hair)のブログ

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仕事の出来事

投稿日：2023-10-19 14:53:27.0

髪を軽くしたい時の認識の違いについて: こんにちはsatoです。

最近髪を軽くしたいというお客様オーダーの際考えることがあります。

それはお客様にとって

そもそも何が軽くて何が重いのか？

結っっっ構、皆さんの認識が違うんです。

人によって感じ方って違います。
何が重くて何が軽いのか。
それは大きくわけて

1、触り心地が重い「触覚」

2、シルエットが重い「視覚」

になります。

　触覚

では1の触り心地が重いというところから説明していきましょう。

こちらは文字通り、手ぐしなどお客様自らの手で触った時、触覚的に「厚み」や「毛量」で野暮ったく感じることです。

すきバサミやその他テクニックを用いて毛と毛に隙間を生み出し、毛量を調整することになります。

隙間を作ることによって、触感的に軽くなった実感を得ることができます。

いわゆる「髪の毛すいて下さい」はこれを指すものだと思います。

　視覚

では2の、「シルエットが重い」についてお話ししていきます。

これは当然、毛量が増えボリュームが増したことによって、シルエットが崩れて、視覚的に大きく広がって見える状態ということも含みますが、

ここで一番大事なのは、どんなシルエットが「重い」「重く見える」なのか？です。

このスタイルは、一応重めシルエットです。

はい、何が言いたいかといますと、

「シルエットが重い」は、

サイドのラインがはっきりしていたり、いわゆるレイヤー（段）がなかったりすることです。

レイヤーがあまり入っていないと、毛の重なりがあるためスタイルに「厚み」が残ります。

だから軽くなるようにすいても軽く見えずらいとかの問題もでてきます。
このスタイルは
逆に、あまりすかず
段を入れている、いわゆるレイヤーを入れて
軽くみえるようにしてるレイヤースタイルです。

なんとなくわかりますか？！

重めのスタイルと軽いスタイル。

髪の毛をすいても軽く感じないなど
シルエットがそもそも重たいのではないでしょうか。
シルエットが重たいスタイルはまとまり易いなどのメリットはありますが、、、

考えると、とても奥深き世界です。

結果お客様にとって何が原因で重たいのか
重たくみえているのかこれが重要だと思います。

それを似合わせでフィットさせるのが良い美容師さんだと思います。

ご来店をお待ちしております。