【定期記事】縮毛矯正へのブリーチについて：2025年6月15日｜アルケム学芸大学(AlChem)のブログ

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仕事の出来事

投稿日：2025-06-15 14:17:31.0

【定期記事】縮毛矯正へのブリーチについて: お読み頂きありがとうございます。Al ChemのHanaです。

今日は、当店のクーポンメニュー対象外とさせて頂いている、縮毛矯正履歴のある方へのブリーチについてのお話です。

【縮毛矯正毛にブリーチをすると？】

結論を先にお伝えすると、縮毛矯正をしている髪の毛にブリーチをする場合「明るさに限界がある上にボロボロになってしまうリスクが高い」です。

というのも、まず大前提として、縮毛矯正はブリーチと同じくらいダメージを負うものです。
具体的に縮毛矯正は何をしているのかを簡単に解説すると、
「毛髪の結合を切断し、180度前後の超高温の鉄板で髪の毛を挟んで伸ばし、その状態で再結合させる」
というものなのですが、この時にダメージとして
・結合→再結合の際に100％再結合させられているわけではない
・アイロンの熱で、髪の毛のたんぱく質が熱変性を起こしてしまう
ということが起きます。

その為、薬剤によってダメージする上に、熱によってダメージと明るさの限界値が下がってしまいます。
問題なのはダメージ自体も勿論そうなのですが、どの程度ダメージが進行しているのかを目視では断定できないという点もあります。

その為、ただでさえ明るくなりにくくなっている所に、安牌を踏んでブリーチのパワーを下げれば全然明るくならないですし、逆に何とかして明るくしようとフルパワーのブリーチ剤を塗れば髪の毛がボロボロになってしまいかねないという、非常にリスクが大きいものになるのです。

加えて、熱の伝わり方のムラが、ブリーチによって顕在化するということもあります。

【矯正毛にブリーチは出来ないの？】

ですが、リスクが高いというだけであってブリーチが出来ないというわけではありません。
とは言え、リスクが高い事自体は紛れもない事実ですので、しっかりとしたカウンセリングが必須となります。
その為Al Chemでは、縮毛矯正をされているお客様の場合、クーポンメニューでのご対応はお断りしており、通常メニューでのご対応のみとさせて頂いております。

その代わり、というわけではありませんが。
当店代表のチダは、元々縮毛矯正や矯正毛の扱いを専門としており、縮毛矯正をかけてる髪の毛へのブリーチも得意としております。
ですので、もし縮毛矯正とブリーチの両立をお考えの方は、是非彼にご相談ください。