毛先カラーの代名詞。裾カラーとは?

髪色を変えてみたいけど、何色が似合うのか分からない.....。
学校やバイトのルールが厳しいから、お休みの間しか染められない.....。
髪の毛全部を染めてみる勇気が出ない.....。

可愛くなりたくても、色々な理由から1歩踏み出せない。
そんなあなたにおすすめなのが、トレンドの毛先カラー♡
毛先カラーとは、ベースの色とは異なる色味を毛先にいれたヘアカラースタイルを指しています。
髪の毛の裾の部分に色を入れることから、裾カラーとも呼ばれています。

裾カラーのメリットとデメリット

制約のある方でも取り入れやすい裾カラーは、それ以外にもおしゃれを楽しむためのメリットがあるスタイル。
とはいえ、取り入れる前に気をつけなければいけないデメリット部分もあるんです。
ここではサロンでオーダーする前に是非確認しておきたい、毛先カラーのメリットとデメリットをお伝えします◎

裾カラーのメリット1:毛先だけ、だから色を選ばず挑戦しやすい

裾カラーは、毛先だけを染めるカラーリングです。
そのため全体を派手髪にせずに楽しむこともできるので、気になる派手色でも挑戦しやすいのがメリット。
ベースカラーがブラックやブラウンなどの定番カラーでもトライしやすいんです◎

裾カラーのメリット2:シンプルなスタイルもおしゃれに見える

2点目としてあげたいのが、毛先の表情に変化をつけられること。
ベースとは色味が異なるので毛先にアクセントが生まれますし、
シンプルなヘアデザインであっても
毛先が動くことでよりおしゃれに見えるんです。

裾カラーの注意点:毛先の傷みや色落ちに注意

毛先カラーは色によってはブリーチ必須。
その場合、毛先だけブリーチするので、毛先が早く傷んでしまいやすいのがデメリット。
さらに毛先のみにブリーチを施すことで、先に色落ちし、スタイルのバランスが崩れてしまう可能性も捨てきれません。

まず毛先の傷みをカバーするには、毛先を中心にヘアケアを入念に行ってみてください。
またサロンでオーダーする際に、染める色を選んでブリーチなしでできるか相談しても良いでしょう◎

毛先の色落ちをカバーするなら、なるべく長く色が持つよう、濃くカラーしてもらうのがおすすめです。
スタイルのバランスが崩れてきたなと感じたときは、色落ちしたタイミングで思い切ってカットしてしまうのも一考ですよ。

裾カラーとグラデーションカラーの違いは?

裾カラーと間違われやすいのがグラデーションカラースタイルです。
グラデーションカラーとは、根元から毛先にかけて徐々に髪色を変えるカラーのことです。
仕上がりは根元が1番暗く、毛先に向かってだんだんと明るいカラーになるのが特徴です。
根元から毛先にかけて徐々に明るくなるグラデーションカラーとは反対に、毛先カラーは毛先とベースのコントラストがはっきりしています。
ただ、スタイルの中には毛先カラーをベースの髪に馴染ませ、グラデーションっぽく見せている場合もあります。
お手本のスタイルを探すときは間違わないように注意!
見分けが付きにくい場合はサロンで美容師さんに尋ねてみてくださいね。

以下では、裾カラーのカラーサンプルを色別にご紹介。
サロンでオーダーする際の参考にしてください。

裾カラーのカラーサンプル1:レッド系

黒髪さん向け裾カラー
普段髪を染めない方におすすめのデザイン。 黒髪とレッドカラーは相性抜群。 毛先をフワッと巻くと、髪に動きが出てもっと可愛く◎
ビビッドなレッドオレンジでコントラストを強調
こちらはレッドオレンジを裾カラーにオンしたスタイルです。 ベースはウォーム系ブラウンで仕上げ、 毛先はブリーチしてコントラストが強調されています。 裾カラーの存在感を出したいという人におすすめです。

裾カラーのカラーサンプル2:ピンク系

ハイトーン×ピンク
ハイトーンのミルクティーカラーと、ピンクの裾カラーを組み合わせたデザイン。 襟足ギリギリでぱつんと切ったミニボブで、すっきりとした髪型です。
マゼンダピンクの裾カラー
青みのあるマゼンダピンクの裾カラー。 ベースのブラウンカラーと好相性です。

裾カラーのカラーサンプル3:オレンジ系

鮮やかなビビットオレンジ
発色の良い鮮やかなビビットオレンジの裾カラー。 インパクトのある、華やかなデザインです。 外ハネにするとこなれ感が出て、さらにおしゃれな印象に。
オレンジグラデのロングヘア
ハイトーンベージュと、赤みのあるオレンジを組み合わせた裾カラー。 裾カラーの境目をグラデーションにすることで、オレンジがベージュに馴染みやすくなります◎

裾カラーのカラーサンプル4:イエロー系

グレージュ×イエローでちょっぴりクールに
クールで爽やかな印象になりやすいグレージュ。 ポップなイエローの裾カラーとの組み合わせは、カッコよさとフレッシュさの良いところ取りができます♡
フレッシュさ満載!オレンジ×イエロー
オレンジ系カラーのヘアとイエローの裾カラーの組み合わせは、元気でフレッシュな印象満載になります。 ウルフカットにすることで、よりおしゃれな印象を引き立たせます◎

裾カラーのカラーサンプル5:ベージュ系

インナーにもベージュを仕込んで
インナーにも仕込むベージュの裾カラー。 ベージュ系は馴染みやすいナチュラルな色。 だからこそ、個性を出したい時にはインナーにも仕込んでみましょう。
グレージュ×ベージュ
透明感が出る人気のグレージュと、ベージュを合わせた裾カラー。 ざっくり巻いたカールが、さらに大人っぽくしてくれます。 クールな印象にしたい時におすすめです◎

裾カラーのカラーサンプル6:シルバー系

寒色ベース × シルバー裾カラー
寒色系のベースカラーにシルバーの裾カラーを組み合わせたデザイン。 同色系のくびれヘアからのぞくシルバーカラーが派手すぎない組み合わせで素敵ですね。
シルバーラベンダーでこなれヘア
こちらのスタイルはシルバーとラベンダーのミックスカラーを裾にオンしたスタイルです。 2色に共通する透明感がよく活かされており、ベースは暗髪でも透明感が欲しいという人におすすめです◎

裾カラーのカラーサンプル7:グリーン系

周りと差を付けられるシルバー×グリーン
シルバーのヘアと明るいグリーンの裾カラーの組み合わせ。 周りと一歩差をつけたいおしゃれ上級者さんにおすすめです◎ 明るめのカラーは、爽やかで夏にもぴったりです。
アンニュイなグリーン裾カラー
アンニュイな雰囲気を演出してくれる、グリーンの裾カラー。 アッシュ系やブラックなどのダークなカラーと相性抜群です。 無造作に巻くと、さらにアンニュイ感をアップさせてくれますね。

裾カラーのカラーサンプル8:パープル・バイオレット系

毛先ブリーチでカラーを楽しむ
毛先にパープルをオンした毛先カラースタイルです。 毛先のみをブリーチしているので、痛んだ部分を切ることも可能です。 なのでダメージが気になる人や髪に負担をかけたくない人にオススメです。 ベースが暗くても十分カラーが映えていてかわいいですね。
透明感のあるパープル裾カラー
赤みを抑えた透明感のあるダークカラーと好相性な、パープルの裾カラー。 毛先を中心に無造作に巻いたヘアスタイルが、柔らかさを出してくれます。

裾カラーのカラーサンプル9:ブルー系

ネイビー裾カラーでクールに
地毛の色を活かしたネイビーの裾カラー。 派手な印象になりがちな裾カラーですが、落ち着いた印象になることができます◎ 普段のヘアスタイルにちょっぴり変化が欲しい方は是非。
シルバーとブルーの組み合わせでミステリアスな雰囲気に
シルバーとブルー系裾カラーの組み合わせ。 寒色で透明感のある色同士が、ミステリアスな印象を導きます。 ガラッとイメチェンしたい人にもぴったりです!

裾カラーのカラーサンプル10:ミックススタイル

ハイライトを入れた寒色裾カラー
裾カラーにハイライトもプラスして彩度の高いブルーを仕込んだスタイル。 ベースの裾カラーにハイライトで大幅にアレンジしつつ、爽やかさたっぷりな雰囲気になれます!
ピンクベージュの裾カラーグラデーション
女の子らしい、シアーなピンクベージュの裾カラーにグラデーションでアレンジしたロングヘアスタイルです。 毛先をブリーチすることで、透明感を出しつつ、しっかりと色の変化を楽しむことができます。 裾カラーの境目をグラデーションでアレンジすることで髪にしっかり馴染みます。

裾カラーを隠したいときは?

毛先の色を隠さなければいけないシーンのために、隠し方を覚えておくとよりよいです◎
毛先を隠すアレンジでは、お団子やシニヨン、ヘアアクセサリーを使って束ねる方法が一般的です。
なかでも、なるべく毛先が見えないようになるものがおすすめです。
ここではゴムだけでできるねじりお団子アレンジの手順を紹介します。
手順①お団子にしたい位置で髪の毛を一つ結びにし、結んだ髪の毛を左右に分ける
手順②右側の毛束(ブルー)をねじりながら、結び目のゴム部分に沿って反時計周りに一周巻きつけていく

毛束をねじりながら巻きつけることで、お団子としてまとめた際崩れにくくなります!
手順③右の毛束を一周させ、毛束が下にきたら左の毛束(イエロー)と合わせて持つ

左右を合わせた毛束をねじって細くしながら、先に作ったお団子に半時計周りで巻きつける


ここで毛束をねじるのは、毛先の色のついた部分を細くするため!
できるだけ細くすることで、根本に差し込むときに隠しやすくなります
巻き付けつける際は、軽く下に引っ張りながら結び目の強度を高めるといいですよ。
手順④毛先をお団子の内側に隠すように入れ込み、全体をゴムでまとめる

お団子の部分を指でつまみ、バランスを見ながら一周するようにほぐして完成!


お団子をまとめるときは、髪の長さに応じてゴムを2回から3回巻きつけましょう。 使うゴムは毛先の色が隠れるような太めのものがおすすめ。 さらに、できあがったお団子を軽く引き出すことで結び目が目立たなくなり、毛先の色をより隠すことができます。

裾カラーでもっとおしゃれに♡

お気に入りの毛先カラーは見つかりましたか?
意外にも気軽、そしてカラフルな色に挑戦できる毛先カラー。
髪色に迷っている、髪を染めるのに迷っているなら、ぜひ試してみてくださいね!
トレンドを取り入れながら、新しい自分らしさも手に入れましょ♡