骨の基礎知識：2017年10月7日｜カラダストレッチ北千住マルイ店のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2017-10-07 14:41:14.0

骨の基礎知識: 【筋肉】

〈筋肉の役割〉
〇体を動かす
筋肉は伸びたり縮んだりする（筋伸収縮する）ことで、関節を曲げたり伸ばしたりして体を動かしている。
筋肉が動かなければ体は動かない。

〇体温調節
筋肉が伸収縮することで熱を発生させて、体温を調節している。
寒い時にブルブル震えるのは、熱を作り出しているからである。

〇血液循環作用
心臓から送り出された血液を、筋肉の伸収縮の力（筋ポンプ）を使い、血管を収縮させ、心臓へ送り返す。リンパ管の循環促進にも関与している。

〇骨や関節を守りながら、骨を丈夫にする
歩いたり走った時の衝撃を吸収して、骨や関節を守る。
また、筋肉を動かすことで骨に刺激が加わり、軽く損傷を起こす。損傷を修復しようと
カルシウムが集まり、骨密度が増し、骨が丈夫になる。

以上が筋肉の役割である。

〈筋肉の種類〉
体重の約４２％の重量、全身300種類約600個存在する筋肉には、いくつかの種類がある。
〇骨格筋
普段何気なく「筋肉」と呼んでいるものは骨格筋である。関節をまたいで骨から骨へと付着していることから骨格筋と呼ばれる。また、筋肉の模様が横紋であることから“横紋筋”とも呼ばれる。全身約400個存在する。
この筋肉は自分の意思によって自由に動かしたり、止めることができるので“随意筋”と呼ばれる。
代表的なものは、僧帽筋・上腕二頭筋・大胸筋・腓腹筋などである。

〇平滑筋
平滑筋の大部分は“内臓”を構成している筋肉。
胃、小腸、大腸などの内臓と呼ばれる組織も実は筋肉の部類に入る。内臓も食物を消化するために動いている。
この平滑筋は自律神経によってコントロールされており、自分の意思では自由に伸収縮することができない。よって“不随意筋”と呼ばれる。

〇心筋
心筋は心臓を構成している筋肉。心筋は、骨格筋と平滑筋の両方の長所を取り入れたような機能を持っている。骨格筋のように活発な動きをすると同時に、いつまでもその動きを続けていても疲労しにくい平滑筋の特徴も持っている。
骨格筋や平滑筋は休息することができるが、心筋は休息することができないので、より質の高い筋肉で構成される必要がある。心筋も“不随意筋”である。