ぎっくり腰は癖になるのか？：2023年6月1日｜大川カイロプラクティックセンター千歳烏山整体院のブログ

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投稿日：2023-06-01 19:06:44.0

ぎっくり腰は癖になるのか？: こんにちは。
スタッフの田邊です。

本日はぎっくり腰についてお話します。

当院にお越しになる方も多い、ぎっくり腰を繰り返される方。
そもそもぎっくり腰とはどのようにして起こるのでしょうか？

大きく分けてぎっくり腰(急性腰痛)は二種類あります。

ひとつは、腰の筋肉が傷ついている場合。
腰の筋肉がこり固まっている時に、無理な姿勢を取って腰痛が発生するパターンです。
この場合、無理のない範囲でのストレッチや姿勢の矯正で再発防止が可能です。

もうひとつは、腰部分の背骨が歪んでいる場合。
特に多いのがこのパターンですが、その大きな原因は、ずばり「日常生活において腰を丸める時間が多すぎるから」です。
本来、背骨の腰部分はお腹側にカーブしている（前弯）が理想です。
しかし、電車の椅子や車の椅子、映画館の椅子などなど、現代人においては腰を丸めて座る機会が圧倒的に多いのです。

人間の背骨は24個の円柱上の骨の積み重ねと、その間にある椎間板というクッションによって構成されています。
椎間板は、中心の「髄核」というゼリー状の物質と、その周りにある「繊維輪」という木の年輪のような物質で構成されています。
また、椎間板の後ろには脊髄という大事な神経が頭から真下に走っていますが、
腰を丸める時間が長すぎて、くしゃみなど何かの拍子に椎間板が後方に飛び出すと、その脊髄神経が圧迫を受けて痛みやしびれの信号を脳に発するのです。

椎間板が後方に飛び出すと言っても程度には違いがあり、
繊維輪が少し飛び出したり裂けたりした程度の、数日で治る軽度のものをぎっくり腰と呼び、
中心のゼリー状物質である「髄核」が、周りの繊維輪を突き破って完全に突出してしまったものをヘルニアと呼びます。
ぎっくり腰は、ヘルニアの手前のものというわけですね。

「ぎっくり腰は癖になる」なんていう言葉があります。
この言葉からは、一回やったらぎっくり腰とは一生の付き合いという印象を持ちますが、実際は少し違います。
ぎっくり腰をやる人は「元々背中を丸める機会が多く、背骨の腰の部分が後方に歪んでしまった状態の人」なのです。

当院では背骨を正しい位置に戻す施術を行っています。
そのため、ぎっくり腰を何度も繰り返す方でも、そもそも発生させない体にすることが可能です。

長年の腰の辛さに悩んでいる方、是非当院へおコシください！