低気圧と身体の関係：2023年6月15日｜大川カイロプラクティックセンター千歳烏山整体院のブログ

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投稿日：2023-06-15 19:03:48.0

低気圧と身体の関係: こんにちは！
スタッフの田邊です。

梅雨時期、とても嫌ですよね。
低気圧が近づくと、体調を崩す人が多くいます。
ただ、その時身体の中で何が起こっているのかについて、皆さんご存じですか？
本日は、そんな気圧と体調に関してのお話です。

そもそも気圧とは、大気の圧力のことです。
平均気圧である1気圧（1013ヘクトパスカル）は、１平方メートルあたり10tの重さがかかっている状態に相当します。
生まれた時から大気圧の影響を受けているので重さは感じないとは思いますが、人体への影響は大きいものです。

気圧帯のうち、空気の密度が高い領域を高気圧帯、空気の密度が低い領域を低気圧帯と言います。
梅雨時期には低気圧帯が日本の上空を停滞します。
1気圧(1013hPa)から1hPaでも下がれば低気圧と呼ばれますが、仮に1000hPaの低気圧帯が近づいてきたとします。
13hPaの気圧差というと、女性がむくみ防止のために履いている着圧ストッキングを取ったときぐらいの圧力差があります。
さて、そうなると体内では何が起こるのか。
結論から言えば、血管の収縮や拡張が起こります。
低気圧が近づけば、体表への圧力が減って血管は拡張します。
高気圧が近づけば、体表への圧力が加わり血管は収縮します。
ただ、血管が拡張or収縮しっぱなしでは、血圧が乱高下してしまい身体機能を保てません。
そこで身体は、自律神経を用いてバランスを取ろうとします。

低気圧が近づくと、身体は自律神経のうち交感神経を活発にさせて血管を収縮させます。
高気圧が近づくと、副交感神経を活発にさせて血管を拡張させます。

本来、日常生活で活動的になっている時は交感神経が働き、リラックスしている時などには副交感神経が働きますが、
現代人は緊張やストレスにさらされた生活をしている人が多いため、
交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない人が増えています。
上記のように自律神経が乱れていると、特に低気圧が近づいてきた際、血管が拡張し神経を圧迫して頭痛が起こるのです。

つまり、低気圧で頭痛になりやすい人は、自律神経の働きを正常化させれば頭痛の頻度が減る可能性が高いです。
当院では背骨働きを正常化させていく中で、自律神経もしっかり働くようにしていきます。

低気圧が近づいた時の頭痛が辛い方、是非当院へお越しください！