長距離移動のうたたねで、やってはいけない寝方。：2024年5月23日｜大川カイロプラクティックセンター千歳烏山整体院のブログ

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投稿日：2024-05-23 14:39:25.0

長距離移動のうたたねで、やってはいけない寝方。: こんにちは！
スタッフの田邊です。

先日飛行機に乗る機会があったのですが、約3時間のフライトで途中眠くなってきてしまいました。
みなさんも乗り物に長時間乗る際にはどうしても眠たくなってきてしまいますよね。
周りを少し見渡せば、同様にうとうとされている方ばかり。

ただ、ほとんどの方が首に悪い寝方をされていました。

それは……
”頭を前にだらんと落としたうつむき姿勢のうたた寝”です。

これはついついやってしまいますよね。飛行機の中ではなくても、電車などでも良く見る寝方です。
さて、これの何が良くないのでしょうか？
本来、首の骨＝頸椎はお腹側に緩くカーブ（前弯と言います）しているのが理想的な状態です。
ところが、頭を前にだらんと落とした状態はその前弯を損ない、いわゆる「ストレートネック」を作ってしまいます。
そうすると、首の椎間板に負担がかかり、頸椎椎間板ヘルニアになるリスクが高まります。重症になると神経に触れ、腕などに痺れを及ぼすものです。
この状態に近づくと、これ以上酷くならないよう、今度は頸椎周りの筋肉が支えを作るように防御的に緊張していきます。
これが、頭を落としてうたたねをしてしまった後の、首肩の緊張感の原因です。

職業柄、心の中では「あちゃ～」と思いながらも「この寝方は良くないですよ～」なんて言って回るわけには行きません。
なので、このブログを目にした皆さんは是非こうならないようにしていただきたいのです。

コツは簡単。
”背もたれから後頭部を離さずに寝る”だけです。簡単でしょう。
※ヘアスタイル的に、後頭部がつぶれてしまうのが気になる方は空気で膨らませるネックピローの利用もお勧めです。

要するに、頸椎の前弯（お腹側へのカーブ）をできるだけ損なわないようにするだけです。
これだけで首肩の緊張感は溜まりにくく、凝り感も少なくなります。

長距離での移動、是非是非姿勢には気をつけてください。
もし痛みや疲れが溜まってどうしても辛いという時は、当院へお越しくださいね。