【おすすめ夏野菜！万願寺とうがらし】：2021年6月30日｜プルクラ下北沢(pluchra)のブログ

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投稿日：2021-06-30 12:55:26.0

【おすすめ夏野菜！万願寺とうがらし】: 初夏から夏にかけてが旬の “万願寺とうがらし”。

ハウス栽培のものは1年中出回っていますが、
露地栽培のものは今が食べ頃。
美味しい時です！

●万願寺とうがらしとは？
“万願寺とうがらし” とは、
ナス科トウガラシ属の野菜で京野菜のひとつ。

大正時代に、
伏見唐辛子と
外国系大型唐辛子であるカリフォルニア・ワンダーの交雑種として、
京都府舞鶴市万願寺で誕生しました。

元々は農家の自給用でしたが、
昭和58年から市場に出回るようになりました。
京都府が京都の伝統的な京野菜を指定し、
広く京都をアピールするために定めている
“京の伝統野菜” の指定第1号品目のひとつ。

一般的なとうがらしと比べると
大きく長～いとうがらしなので、
“唐辛子の王様” とも呼ばれています。

基本的には緑色ですが、
敢えて収穫時期を遅らせて赤くした
“赤万願寺” もあります。

ちなみに、
万願寺とうがらしは赤くなっても辛みは出ませんよ！

●味や食感について
“とうがらし” と聞くと、
ピリピリッと辛いイメージかあり苦手という方も
いらっしゃると思いますが、

地元では “万願寺甘とう” とも呼ばれているように
果物のような優しい甘みがあります。
子どもから辛いものが苦手な大人の方まで
安心して召し上がれるのがポイント！

青臭さも少なく、肉厚で柔らかいので、
とっても食べやすいとうがらし。
さらに、種まで食べられますよ！

●万願寺とうがらしの栄養素
１) ビタミンＡ・ビタミンＣ
夏バテ防止に最適！

２) 食物繊維
コレステロールを排出させる食物繊維や
葉緑素も豊富。

３) カプシノイド
辛くない品種のとうがらしには、
辛味成分のカプサイシンに代わって
“カプシノイド(カプシエイト等) ”が多く
含まれています。

“カプシノイド化合物” はカプサイシンと異なり、
アドレナリン分泌、
心拍数や血圧を上昇させないのですが、
交感神経の活性効果はあり、
ディポネクチンの分泌を促進することで
ダイエットや生活習慣病の予防効果に期待。

甘くて体に優しい “唐辛子の王様” を味方につけて、
これからの厳しい暑さを
健やかに乗り切りましょう！

新鮮なものをシンプルに焼いていただくのが
一番の贅沢、かつおすすめ。

このジューシーさが、もうやみつきです！