●疲労大国ニッポン【その11】タイ古式は最先端回復術：2024年3月28日｜タイ古式マッサージ健のブログ

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投稿日：2024-03-28 14:43:26.0

●疲労大国ニッポン【その11】タイ古式は最先端回復術: 　「疲労」と聞くと「ガス欠」、すなわち車のガソリンがゼロになるようにエネルギーが枯渇するイメージを持っている人も多いと思います。また、「仕事や運動をすればエネルギーを消費するから体が疲れるのは当たり前」と思っている人も多いのではないでしょうか。
　エネルギー自体が枯渇して疲労を起こすことは滅多にありません。仕事や運動をして体の疲れを感じるのは、エネルギーが不足したからではないのです。
たとえば、長時間のジョギングや暑い中ゴルフをしていると、「体が疲れた」と感じることでしょう。しかし、4時間、体に負荷を与える運動を続けても、実は筋肉や肝機能などにはほとんど影響しないことがわかっています。
　
　では、疲れていないのに、なぜ「体が疲れた」と感じるのか？　

　その答えは「脳の自律神経の中枢」にあります。
ヒトは、運動を始めると、数秒後には心拍数が上がり、呼吸が速く大きくなります。また、体温の上昇を抑えるために発汗します。それを秒単位で制御しているのが「脳の自律神経の中枢」です。運動が激しくなると、この「脳の自律神経の中枢」での処理が増加します。その結果、脳の細胞で活性酸素が発生し、酸化ストレスの状態にさらされることでさびつき、本来の自律神経の機能が果たせなくなります。これが脳で「疲労」が生じている状態、つまり「脳疲労」です。そして、ヒトは、そのときに「体が疲れた」というシグナルを「疲労感」として自覚するのです。(病気の疲労感は別)
　たとえば、あなたは次のような疲労回復説を耳にしたことはありませんか。
・運動でストレスを発散すると疲れもすっきりとれる
・ニンニク料理、ウナギ、焼肉、栄養ドリンクで疲れは軽減する
・休日に人気の温泉地でたっぷりお風呂に入って、疲れをとる（運転などで疲れる）
・残業の疲れは、楽しくお酒を飲めばリセットできる

　しかし、これらでは疲労感や「細胞のサビ、酸化ストレス」の回復を補えません。酸化ストレスとは、体内で活性酸素が過剰に発生することで引き起こされる有害な作用。疲労は、細胞がこの酸化ストレスにさらされることでさびてしまい、細胞本来の機能を維持できなくなることで起こります。

タイ古式は現代より労働が大変だった時代に生まれ、なおも受け継がれる「ゆったりしたタイ古式マッサージ」、人間本来のゆったりな自然体へ(*^_^*)いざないます。