「１日１万歩」は意味がない！？：2023年5月14日｜ふじさき整骨院のブログ

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投稿日：2023-05-14 12:05:09.0

「１日１万歩」は意味がない！？: こんにちは！
院長のふじさきです！

皆さん、健康維持や関節の痛みを改善させるために筋肉をつけないといけないということで、１日１万歩を目標にウォーキングをしましょうと聞いたことはありませんか？

実は残念なことに歩き方によっては効果がないかもしれません。

そこで今日は『正しいウォーキング』についてのお話です。
ここでの『正しい』というのは科学的に良いという状態を指します。

信州大学大学院医学系研究科の能勢教授は

「ただ漠然と1日1万歩のウォーキングでは
運動強度が低すぎて体力向上につながらない・・・」と証言しています。

1日1万歩って「今日はたくさん歩いたな～」と思えるくらいの歩数だと思いますが、それが全く意味ない・・・なんて辛すぎますよね。

強度が高い運動が行われると、糖（グルコース）をエネルギー源とされますし、筋肉にも微細な損傷が起きたり、修復したりが続くと多くの脂肪が消費されるようになるのです。

これを運動後過剰酸素消費（EPOC）と呼びます。

簡単に言えば、負荷の高い運動をして筋肉をつけたほうが脂肪を燃焼し、脂肪をエネルギーにできるカラダになる！

ということです。

じゃ、どのくらいキツイ運動がいいの！？

という話になると思いますが、
ウォーキングでしたら「ややきつい」と感じるくらいの早歩きがおすすめです。

そのくらいの強度だと『乳酸が出始める運動強度であり
最大酸素摂取量の60％ほどである』といわれています。

なので、「ややきつい」ウォーキングを続けることはダイエットや代謝アップに非常に有効ということです。

あと、歩くスピードを普段から上げると最大酸素摂取量だけじゃなく膝の筋力もアップさせてくれます^_^

具体的には『インターバル速歩』というのを行っていきます。

「ややきつい」というスピードのウォーキングを3分間おこない、普通ペースの歩行を3分間おこなうというのを交互に繰り返します。

時間でいうと
・1日30分（1回15分以上で1日２回でもOK）
・週に60分以上のウォーキング

がなされていれば、
何気ない歩くという動作が
すべて健康につながります！！！！

早歩きで筋肉がついて健康になれるなら
やらない理由はないですね！

ぜひ継続することが健康になるための財産になりますので
まずは一週間がんばっていきましょう^_^